八幡和郎『消えた都道府県名の謎』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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消えた都道府県名の謎 意外と知らない「ふるさとの成り立ち」47の物語 (イースト新書Q)/イースト・プレス
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これも編集部から放出された一冊。

書名は実に興味深いのだが、実際の内容とは少し違うかな・・・
「謎」に迫るというよりは、現在の都道府県名になった歴史が羅列されている印象である。
決して読みにくいわけではないのだけど、ぶっちゃけ面白くない筆致。
なんか官僚的な文章だなと思ったら、元官僚な著者でしたw

地元のことは知っていても、普段行かない地域のことはよく知らぬ。
その点では様々な歴史(ex.鳥取はもともと島根の一部だった等)に触れられたとは思う。
行きまくっている関西の歴史的経緯も、少しだが理解できたか。

あ、「藩」の呼称は江戸時代ほとんど使われていなかったというのは知らなかった。
大河やら時代劇の台詞は、あくまで視聴者に分かりやすくしてくれてるのね。