乙一『平面いぬ。』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

平面いぬ。 (集英社文庫)/乙一
¥620
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図書館のがなくなったので、これも出張中に本棚から持って行って再読。


個人的に天才だと思う著者の短編集。


特に、適当にでっち上げた空想上の人物が本当に存在してしまう「はじめ」は素晴らしい。

これを描いたのが二十歳前後とか凄すぎる。


決して独自の発想というわけではないと思うのだけど、味付けの仕方がハンパないわ。


明日からの出張、何持って行くかな。