百田尚樹『永遠の0』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

たまには跳ばずに観るFOOTBALL

秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

永遠の0 (講談社文庫)/百田 尚樹
¥920
Amazon.co.jp

知らぬ間にYMFCの来季新人がやらかしていた件。
でも、YMFCが謝罪するような筋合いではないだろこれ。


さて、前に読んだ著者の二冊がなかなか面白かったので、

評判が最も高かった“本丸”に挑戦してみた。


主人公の亡き祖母の前夫(つまり一応祖父)は稀代の戦闘機乗りであったらしいが、
話を聞いていくと、極度の臆病で常に死を避けようとしていたという。
そんな男が志願して特攻機に乗ることになった謎とは・・・というお話。


うーむ。
手法としては、浅田次郎の『壬生義士伝』そのまんま
この既視感、ハンパないな。


文章自体は決して下手ではないし、読ませることのできる人だが、
今回の物語の中身は陳腐というか、ご都合主義というか…

これで感動だ泣けるだのと絶賛されているのは、正直ちょっとなぁ。
横山秀夫の『出口のない海』の方が臨場感は伝わってきた。


俺は07年に知覧の特攻平和会館を訪れて 、当時の様子もいろいろ見ているけれど、
どうもこの本で語られているようなイメージとは微妙に違ったような。


ヘタレ&超絶無能扱いのキャリア軍人さんが何人か出てくるけど、実在の人物なの?

もしそうだとしたら、親族が黙ってないような気がするぞ。


また、主人公と姉の会話内容がなんか気色悪かった。あんな兄弟いるのかね。
新聞記者のキチ設定だけはクソワロタ。モデルは朝○の記者ですか?


さ、次の本からいよいよ図書館生活開始。
家庭内予算の書籍係数を少しは下げるぜ、っと。本棚のアキも心配だし。
実家に20箱分も送ってしまったことは少しだけ反省しているw


 #ここ2年ほど全然試合に行けてないので、青い稲妻のチャントがもうおべられねぐなってる。
 #Jチームでも前に在籍した選手のものを使うことは多いので、必ずしも新調しなくてもいいのでは?
 #地域時代から消えてしまったチャントってどれくらいあるんだろ。
 #俺みたいなニワカのためにも、一緒に声出しできるシンプルなのはぜひ残しておいてほしい…