川嶋誠『800』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

800 (角川文庫)/川島 誠
¥620
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800m競技を巡る青春スポーツ小説(+エロあり)

競技というよりは内面的な部分を描いているため、レース場面がちょっと少ないか。


優等生ランナーの「僕」こと広瀬と、バスケ出身で荒削りなチョイ悪な「俺」こと中沢のW主人公。

全国レベルの女子100mハードラー伊田、脚の悪い美少女山口など、女性キャラも立っている。


普通に面白いとは思ったが、読後に何か残るかといわれれば微妙。中高生の性乱れすぎww

個人的には『一瞬の風になれ』のように、800m競技者としての成長をもう少し描いてほしかった。


アマゾンでレビューしている複数の奴ら、主人公が二人いるのが分かりにくいとか後で気づいたとか・・・

馬鹿なの? ふだんどんな本読んでるんだよ。

章ごとに「俺」「僕」と第一人称が変わってるでしょうが。キャラも全然違うし。

それとも、フリーザ様とでも思ったか?