朱川湊人『花まんま』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

3日の秋田は雪予報だそうな。大好きな(←頭おかしいのか)冬の季節。


花まんま (文春文庫)/朱川 湊人

¥540
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筑波大学は遠いね。本が進みますw


表題作は直木賞受賞作らしい(価値があるのかないのか、どーでもいいが)。

この人の文体はなかなか不思議。昭和系(?)とでも言うのかね。


舞台は昭和40年代の大阪と推測。 

著者の年代や出身から鑑みるに、恐らく自分の記憶も交えながら書いている。


6編全てに共通するテーマは「死」。

どの話も儚くて、ちょっとファンタジーホラーチック。


個人的には「妖精生物」が不気味で面白かった。

小さい子が読んだらトラウマになりそう。