インフルでわずか12名の秋商が東北制覇。これでセンバツ行きをほぼ確定。
しかも4-1、1-0、1-0、1-0。1-0のうち2試合がサヨナラ勝ちだとか。
攻撃陣の迫力はちと疑問だが、この勝負強さと投手力は久々に期待できそうな予感。
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またまた荻原浩です。
実に引き出しが多い作家だなぁ、と素直に思う。
“クロマニヨン人の子ども”である18歳男子が主人公。
彼が幼少時からの思い出を振り返る(?)作品。
着想はかなり入りにくいが、文章は読みやすいのでサクサク進みます。
1500メートルを経てやり投げの選手として活躍したり、さまざまな事件を起こしたり・・・
シングルマザー、いじめ問題、家庭内DVに恋愛とエピソードには事欠きません。
正直、ちょっと盛り込みすぎな気もした。
青春小説というか、家族小説というか、恋愛小説というか…
子ども時代に出会った女の子・サチがいなければちょっと辛かったかも。
最後にあっと驚くような仕掛けがあるわけでもなし。
なので好き嫌いは結構分かれる話かもだが、分量的にも出張や遠征に持っていくと重宝しそうな一冊。
個人的には嫌いじゃない。