いま料理本を作っているが、知りたいページさえ入手すれば買わない人もきっといるはずだよな。
小説なら全部読まないとだが、実用書ならその必要もないし。
で、ゴーグル社とかいうネット検索サービス会社様が行なっている書籍の全文検索サービス。
ものすごく簡単に言えば、ネットで全ての本を見られるようにしよう、という壮大な企画。
絶版本など、価値ある文化的遺産の保存という意味では悪くないかもしれん。
・・・ただし、国の図書館や文化庁なんかが主導すれば、ですが。
なんでアメリカの一企業がやる必要があるのか。
なんで著者や出版社が申請しない限り「認めた」ことにするのか。
しかも申請すんげぇメンドくさいらしいぞ。
紙媒体滅亡への第一歩を着々と歩んでおります。
著者陣営はもちろん、出版社、印刷所、製紙会社などが全力で抗議すべきだろ。
まぁ、メリットゼロとは言わんけどさ。
進め方が強引すぎるし、気に入らん。勝手すぎるんだよ、アメ公どもは。
拒否するにしろ、意思表示の期限は5月5日まで・・・