「8UPPERS(パッチアッパーズ)」が発売して
少し経ちましたが、沢山の人達に観て貰えて嬉しい限りです☆

映画は本当に沢山の人達が集ってひとつのものを作るので、
今回も色々な人達に助けられながら作り上げました。

映画は総合芸術で、そこには写真があり、音楽があり、小説があり、
舞台があり、演技、衣装、インテリア、照明、絵画、人間が感じられる
あらゆる芸術の要素が詰まっています。

という事は、そのポジションにはその道のプロフェッショナルがいて、
その人達の活躍があるからこそ、ひとつの集大成として作品が出来上がる。
ひとつでも欠けていると成り立たないものが映画であると、本当に思います。

例えるならフランス料理。
ひとつの皿、ひとつのコースを作り上げるのに、
沢山の人達が連動して動き、ひとつの作品になる。
個々のパートを、個々の熟練した技術者によって表現されていく。

今回の「パッチアッパーズ」も本当に沢山の素晴らしい人達によって
作りあげられました。自分が映像には人一倍こだわっているというのもあり、
PVや映画で活躍されている撮影監督の方とも、撮影前からずっと話をして、
その撮影監督と照明チームの素晴らしいチームワークで、あんなに素敵な
映像を撮る事が出来ました。

美術さん達の頑張りによって、活きたクラブエイトが生まれ、
衣装さんやスタイリストさん達によって、キャラに味付けをしてもらい、
音声チームによって、彼らの言葉を拾って行く。そして制作チームが
それらをまとめ、長い撮影が行われる。
テイチクエンタテインメントさんは撮影前から最後までずっと
裏でこの作品を支えて下さり、自分が安心して撮影に臨む事が出来ました。

そして撮影後には、効果音、そして音楽が入って行く。
今回は本当に豪華なアーティスト達が関ジャニ∞とタッグを組んで、
素敵な楽曲を提供して下さいました。

横山剣さん(クレイジーケンバンド)
ウルフルケイスケさん(ウルフルズ)
HIROKIさん(Dragon Ash)
ROCK'A'TRENCHさん
DJ KOHNOさん(ケツメイシ)

この素晴らしいアーティストの人達と、関ジャニ∞のコラボレーションによって
映画のワンシーンワンシーンが、より一層魅力的なものになりました。

そして何よりこの映画の全てを支えていたのは、
勿論ですが関ジャニ∞のメンバー達です。

企画の段階で彼らと話した時から、彼らの情熱やファンへの想いというのを
凄く感じて、自分も常に200%全開で向かっていかないと駄目だなと、
集中力を切らさない様にと思いながらやっていきました。
いざ撮影が始まると、彼らのパワーや、この作品に対する想いや向き合い方を
感じて、自分も集中力を切らさない様にと思う事もなく、自然にずっと
全力で作品に集中する事が出来ました。

パンフレットやテレビジョンにも「パッチアッパーズ」の裏設定というか、
この作品のキャラクター達の人生の抜粋が載っているので、
それらを読んだ方達もいると思いますが、
まずメンバーに脚本とキャラクターの生い立ちを渡しました。
そこからの彼らのイメージ力、創造性というのは本当に素晴らしかったです。
一人一人が自分達のキャラクターと向き合って、自分が想像していた以上の
空間を作り出していく。ただ演じるのではなく、そのキャラクターとして
その場所に存在し、その空間の中で生きている。

自分が理想とする演技の考え方を彼ら自身が考え、体現していて、
本当に素晴らしかったです。

やっぱり撮影時には撮影進行の事や、悩む瞬間というのがあります。
見えない所で、自分が若干落ちている時もありました。しかし、そんな時に
彼らの演技と、素晴らしい映像がモニタ越しに生まれた瞬間、そんな悩みも
忘れてテンション高く「カットォ!オッケーです!!」って叫んでました。
そんな至福の1カットが生まれた時に、映画を作っていて本当に良かったと思います。

関ジャニ∞のメンバー達の頑張りの先には、常にファンがいて、
それを想いながら創作活動する姿というのは本当に素敵でした。
今回の作品はファンの方達も勿論ですが、本当に多くの方達に観て頂いて、
彼らの魅力であったり、素晴らしい楽曲であったり、沢山の人達で作り上げた
映像や物語を楽しんでもらえたら嬉しいです。

そして、今度はコンサートを楽しみましょう♪


中村哲平 Twitter
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