(神の声)
「まわるい玉子も切りよで四角。
ものも言いよで角が立つ。
とかくこの世は住みにくい」
(夏目漱石)


ところで
卵と玉子の違いはね、あんた知ってる?


(わたし)
あのー、その話長くなります?
面接で「卵と玉子の違いについて」なんて質問でないと思います。

神の声)
せっかくの、ワシの雑学なのにな~


(わたし)
雑学なんて必要ないって言ったのはあなたですよ?
神様、わかってます?


(神の声)
厳しいのぅ。で、さらに聞くがあんた、この言葉、知ってた?


(わたし)
うーん、「知ってる」って言いたいとこだけど
“なんとなく聞いたことがあるかな”くらいです。


(神の声)
まぁそんなこった。とはいえ想像はつくだよな。


(わたし)
はいな。気づいたイメージでいいですか?
まわるい玉子って、たぶん、ゆで玉子だと思います。


そのままなら、まわるい玉子を
あえて四角く切ることもできる。


まわるかったのに、四角という角を作ってしまいます。


それと同じようにまわるく収まるようなことでも
言い方によって相手に対して角が立ちトラブルとなる。

生きていくのって、メンドイ


ってなことじゃないっすか?


(神の声)
ワシ、付け足すことないわ。あんた、やるねぇ


(わたし)
ま、そこそこですけどね。
じゃぁ、今日の本題、お願いします。


(神の声)
おっそうじゃったそうじゃった。

ちょっとばっか、こじつけになるがのー


まわるい玉子があんたじゃ


その素材《まわるい玉子》を、どう切ったら
相手が食べたくなるようにおいしそうに見せられるか

っちゅーことだよ


(わたし)
ゆで玉子ってそのまま食べちゃうんですけど


(神の声)
その他のって見たことも食べたことも本当にないかい?

タルタルソース食べたことないか?


その中に、ゆで玉子入っとったのもあると思うぜぃ?

野菜サラダに混ざっているのもあると思うぜぃ?


カレーライスの上に、
スライスしたゆで玉子が乗ってるサンプルって
見たことがあると思うぜいぜいぜい


(わたし)
そう言われてみると、ですよね。


(神の声)
自分という素材、この場合はゆで玉子

どのように切る(調理する)とおいしく魅力的になるか

ゆで玉子 ドーン!も、いいっちゃいいんだけどさ


(わたし)
いいんかい。真剣に聞いてまじで損した


(神の声)
そりゃどうも失礼しました


(わたし)
あっそういうことでもないんです。

素材を魅力的にする切り方、調理方法って大事ですよね。

私っていう素材を魅力的に表現しろって教えてくれたんですよね。


(神の声)
正面切ってそういわれると、ワシ、照れるな~


(わたし)
“ものも言いよで”
っていうのを応用しただけです。本心はね。


(神の声)
もうよい
ワシをからかうでない。


ワシ、おだてられてるってわかっていても
ほめられると嬉しくなっちゃうだよ“ものも言われ方”かもしんないな


…明日はどうなりますやら