フェスティバル期間中のクルシージョは、ビジャマルタ劇場の2階のスタジオで行われました。

マヌエルのレッスンは、カーニャでした。
彼の細かい指導と気迫(?)で、あっという間に1曲仕上がり。そのあとは歌やギターとどう合わせるかを学ぶ。

以前受けた時と同じ。できてると思っていても、できていない。「まだまだ、もう少し細かいところ見ていかなきゃ」

心折れたりもしましたが、自分のビデオを見れば一目瞭然ですよはい。

それでも続けていくしかないっしょ。。。



そんな中(?)、最終日にこの方と誕生日が同じだということが判明!


ええーマジっすか!?!?(と喜びのシーン)
レッスン最終日には修了証もいただきました。今年のフェスティバルのデザインが超かわいい。
同じ魚座というのを知って、彼の繊細さに何だか納得。。同時にヤル気がでてきました!

いやーー今年のバースデープレゼントはこれですよ!ちなみにソラジャ・クラビホも同じらしいです。

そのことを教えてくれた方に「フラメンカな星の下に生まれてきたね」と言われますます嬉しくなった私です。。照れ照れ


またがんばろーーっと‼️(単純)
La Guarida del Angelというペーニャでも、フェスティバル期間中さまざまなアルティスタのステージがありました。

私は予算の都合で(笑)今回はこちらの方は控えめにして、マリア・フンカルとモンセ・コルテスを見に行きました。
マリアはグワヒーラとソレアを踊っていました。グワヒーラがどうだったか覚えていないほど、ソレアが良かったです笑

確かマドリードでしたっけ。緩急はっきりの、とても洗練された踊りの印象でした。いやーかっこよかった。。

そして夜中からモンセを聴く。始まったのは30分遅れの夜中1:30ごろでした。ヘレスタイム笑笑
いつもCDで聴いていた声が生で聴けるなんて。。。感動でした。。ちょっとマライアキャリー似かなw

後ろのパルマ叩いている女の子がスペイン美人で、目はそっちに持っていかれてましたけど笑笑

2月末はちょうどカルナバル(カーニバル)の期間で、アンダルシアのあちこちで仮装祭りが開催されているそうです。盛大で有名なのがカディス。そのカディスにちょっとお邪魔してきました。
大聖堂の前は人、人、人だかり。

急に思いついたので、何の準備もせずに行ってしまいましたが、仮装していない人3%、みたいな。。逆に普段着の人たちが目立っていましたチュー
役所の建物にも大きな人形が。
ちょうどこの日はチリゴタという歌のコンテスト最終日で、優勝グループや有名がグループがステージで色々歌っていました。チリゴタ(chirigota)とは時事関係や風刺やブラックユーモアの効いた歌を創作して競い合うコンテストです。仮装もなかなか凝っていて、私の日本在住のスペイン人の友人もネットで動画をチェックするくらい人気らしいです。

残念ながら私はスペイン語が理解できないので、大爆笑しているみんなの中でほわ〜んとしていました。笑笑  ああー冗談がわかるくらいスペイン語が分かるようになれたら。。。


ヘレスでも、フラメンコに関係ない人たちはこっちで盛り上がるんだろうな。。
ヘレスフェスティバルでも舞台があったホセ・マルドナドが沖縄に!


去年のヘレスフェスティバルでソンブレロ(帽子)のソロンゴを踊り、ビジャマルタ劇場の観客の喝采をひとりでかっさらっていったのを今でも覚えています。「見せる」ことを知っている、旬の踊り手さんです。


今年のヘレスでも小劇場での舞台があり、実は予定外だったのですが見に行きました。彼は絵も描き、大きな白いカンバスに絵を描きながら舞台が進んでいきました。


いやー!見て良かったです!!淀みのない動き。明かり、闇、踊り手、歌、音。。とにかく、最初から最後まで全てが美しい物語を語っていました。。。

躍動感ある絵も描くし、踊りも超一流ってどういうことですか!?

ハビエル・ラトーレの踊りも実は初めて間近で観ました。彼らしいとしか言いようがない、オトコのエレガンス。

女性の踊り手、カルメン・コイも素敵でした。





そんな人が沖縄に来る。。。しかも私のお友達も一緒にライブするって超羨ましい!!私も沖縄行きたいです。。笑笑

ライブの詳細はカルロスゴメズ沖縄ダンススクールまで。クルシージョも予定あるそうです、沖縄へ旅行がてらにいかがですか!?

フェスティバル期間中はオフィシャルプログラム以外にもいろんなところでフラメンコが見れます。街の中心街の広場でも毎日フラメンコのライブが開催されていました。

えー、厳格に言うと毎日ではありませんでしたが(笑)

ヘレスで活躍するアルティスタたちのステージがタダで観れるなんて。。できるだけ毎日行くようにしてました。

正直当たりハズレはありましたが(笑)好みの問題でもあるし、ほんとにいろんな踊り方、歌い方、見せ方があるんだなぁと勉強になりました。


屋外ステージの良いところは、老若男女、フラメンコ好き云々問わずいろんな人がいること。
そしてこんなシーンは超大好きラブラブ

子どもって、周りを意識せずに興味があるものにどんどん近づいていく。

このほかにも、踊り出す子もいましたよ!
(ビデオなくてすみません汗)
タンゴの曲にパソ・デ・ブレリアの振り。
多分私たち経験者だと「あー2拍子の曲に3拍子の振りなんて。。」ていうような目で見てしまいがちですが。

今はお祭りの場所!ノリノリで楽しめばいいんです!

思わず飛び出して踊って「しまった」この女の子に観客は盛大な拍手を送っていました。こういうの好き。。。ドキドキドキドキ



週末にはペーニャでのフラメンコもありました。
サライ・ガルシアというヘレス出身の踊り手さんでした。地元ということもあり、観客の盛り上がりようもバッチリ。
でもこの日一番の喝采を浴びたのは、最後のフィンデフィエスタで踊ったサライのおじいちゃんでしたキラキラキラキラ
いやーーあれはその場でしか感じられない、何とも味のある動き!若い人には絶対に真似できない、彼のブレリアでした。もう素敵としか言いようがない。おじいちゃんも、サライも、お互いの舞台に一緒に立てて嬉しかったんじゃないかな〜と思います。。

ヘレスは、ファミリアで受け継いでいくフラメンコが太く生きている。セビージャのアカデミアや劇場とはまた違うフラメンコの一面を見て、また更にフラメンコの裾野の広さを知りました。。