昨日セビージャのピソを出ました。
トリアナの奥深く(?)、タルドンという団地のような場所に住んでいました。セントロには歩くとちょっと遠い微妙に不便な場所でしたが、ルームメイトも日本人、みんな20代だったので母親業のようなお世話もしながら、子どもたち(笑)の成長を見守った場所でもあります。
みんな先に帰国したり旅に出たりで、最後の週は何だか寂しかったなぁ。
実の息子も遊びに来たので、観光と片付けとバタバタしながらセビージャを出発しました。
そうそう、最後にトーレスマカレナのペーニャでフラメンコの見納めでした。歌はマヌエル・ソト、サマラ・モンタニェス、ギターがルベン・ロメロ、踊り手はファン・フェルナンデスくん。
サマラの歌が良かったです。フラメンコらしかった。
ファンは背が高くてうちの子曰く「キリンみたいだった」とな。弾丸サパテアードも凄かったし、とにかく人間に見えなかったと。発想が面白いw
タラントとソレアを踊っていました。2部でマヌエルとサマラが交互に歌うソレアと、ファンの動きを見ているうちに、スペインで学んだ2年間を思い出していました。
これまで受けてきたレッスンや見た舞台、フラメンコの景色、それぞれの瞬間に感じた感情。
今目の前で繰り広げられているフラメンコのエネルギー。このコンパスに溢れる環境に自分を置けたことに感謝の気持ちがいっぱいになりました。
本当に貴重な体験ができたんだなぁ。と今更ですが。
フラメンコを続けている限り、スペイン・セビージャは遠い存在ではない。また戻ってくるんだろうな、とは思っています。
Adios (さようなら)
でなくて
Hasta Luego Sevilla!! (また後でね)
ですね。