沖縄は旧暦でお盆をしますが、今年は新暦と同じ日(8/13〜15)でしたねw

久しぶりに親族に会うと、自分のルーツを思い返す時間になります。


で、従姉妹が持ってきた写真の中には、遠い昔の記憶が。。笑笑
叔母が琉球舞踊を習っていて、何かイベントがある度に私たち姪っ子は駆り出されていました笑笑

高校時代にアメリカへ交換留学が決まった時にも、向こうで何か踊れたらと琉舞道場へ少しの間通いました。懐かしい。。

若いと白塗りのお化粧もキレイにのるのよねw

うちの母親も以前琉球琴を習っていたので、ネットで琉球古典音楽を検索して聞きながら雑談。

そこで琉球舞踊とフラメンコの意外な共通点(?)を発見。

琉球舞踊曲も、前半はしっとり、途中後ろを向いて少し衣装を変えて後半はテンポを上げて終わるものが多いんです。聞くとそれぞれ〇〇節と違う曲からなっているそうで。

ん?と思い、調べてみたr


「かせかけ」は、干瀬節→七尺節と続き、
「本貫花」は、金武節→白瀬走川節
「かぎやで風」は、4番まで

ソレアからの→ブレリア
タラントからの→タンゴ
セビジャーナス4番まで

お、フラメンコ似てるかも?!

なーんて思っちゃいました。

ご先祖さまがゆがふ世から来た時に迷わないように、また無事ちゃんと帰れるように。エイサーが鳴り響くお盆に面白い発見ができました合格合格これきくとウチナーンチュはブレリアを聞くヘレサーノ(ヘレス出身)のようにチムドンドン(ワクワクドキドキ)するんですメラメラメラメラ




私はフラメンコで何を表現できるのだろう。
最近は全てにおいてのほほんとかる〜く構えてしまっているので、「おんどりゃーーぁーームキー」という心意気がないんです。。

それって、フラメンコの特徴でもある「強さ」みたいなのが表現できないんじゃないか。。
何か嫌なことがあると、私は怒りの前に悲しみが来てメソメソするタイプです。感じないことを無理やり作っても、なんか違う。。


人に合わせることも多し。まぁいいんじゃな
いのって思う。我を無理矢理通すよりも平和を望みます。笑笑 だってケンカ怖いんだもん。

素晴らしい踊り手にはどっしりとした芯が見える。でも私の中には「これだ!」ていうものがあまりなくて。。

そんなことで勝手によく悩んどります。
でももう悩むの辞めた。
ないものを探しても意味がない。

私の中に何もないのなら、ないままでいよう。

その代わり、私の大好きな自然を思うんだ。
抜けるような青空、土の道を真っすぐに照らす太陽の日差し。

温かくて柔らかい緑ゴケのじゅうたん。

地中海に続くマラガの海。遠い沖縄まで繋がっている。

地下に眠る雄大な鍾乳洞の柱や、

白い壁にひっそりと佇むヤモリちゃん。
人々が神さまの祝福を讃えるパレードや、
毎日通ったグアダルキルビル川のトリアナ橋。

国を誇るようなスペイン広場。
サンボンバに明け暮れる夕闇で暖をとる。

グラナダの乾いた厳しい大地と、

シエラネバダのこんこんと流れる冷た〜い川の水。

そんなものたちを思いながら、踊っていきます。
もちろん、沖縄の透き通った海も。照れ



8/8(木)東京恵比寿のサラ・アンダルーサでのライブ、無事終了しました!初めての場所、初めましてのメンバー数人、フラメンコ繋がりだけの共演者たち。

今回はバックとの事前打ち合わせもなしに当日リハだけでほぼぶっつけ本番という離れわざに挑戦(?)し、私のやりたいことが上手く伝えられるか不安でしたが、カンテのモイ・デ・モロン、ギターのパコ・イグレシアス、ちゃんと意図を汲んでしっかりサポートしてくれました。

他の踊り手メンバーもそれぞれの個性あふれるバイレさんたち。何と言ってもバックで支えようという気持ちあふれるパルマとハレオで、その場の雰囲気がとても盛り上がる力強いメンバーでした。

私もみんなのパルマを叩いて、カンテとギターを聞いて、ハレオで応援して。。後ろで一緒になって一喜一憂できる時間がとても楽しくて仕方がなかったです笑笑


自分の踊りは反省点多々あります。それは自分で改善していくしかない。他人の素晴らしい動きを見て、自分には出せないアイレを目の当たりにして意気消沈する。そんな面倒くさい感情がいつもついて回って、私にはフラメンコなんて合わないのかなぁといつも思ってしまう。

それでも、みんなが舞台で出すエネルギーが凄くて面白くて、その場にまだ自分がいてもいいのなら、もう少し頑張ってみようかなと思い直せました。

また一緒に踊りましょうって言えるメンバーでした。その日を目標に、また頑張ります!


(次は絶対にバックとの事前練習入れるぞ汗)

ご来場いただいた皆さま、イベリアスタッフ、モイ&パコ、ありがとうございました!


去った金曜日のライブ、盛況のうちに無事終了しました!

セビージャで会った仲間が沖縄の、コザのアルハンブラにいるなんて。。今回私は初めて自分で構成を決め、何をどうしたいのかを考え伝える、という作業を行いました。言うは易し、実際に行うには難しい。バックの支えがないと全く説得力がない笑 

でももうやるしかない笑

そんな私もみんながバックで支えてくれ、二人の素敵なバイラオーラの動きや曲の作り方を目の当たりにしただけで満足感が。。
自分より周りを見てしまう、だってみんなキラキラして素敵なんだもん✨✨いやいやあんたも踊るんでしょって自分にツッコミいれながら、でもその中にいれるだけで幸せでした。。


ウンチク大好きな私はついつい熱弁してしまうのですが。。


      踊り手なら踊って勝負しな!得意げ
     まぁ語りが好きな踊り手もいいんでない?べーっだ!

いろんな言葉がいつも頭をぐるぐると回ります。

緊張感、達成感、脱力感、悔しさ、苛立ち、いろいろ。。プロもアマも老若男女、みんな同じ道を通る。あとはどれだけ自分の素晴らしいところに気付けるか。


フラメンコを通してこういうこと考えられるのってしあわせ者なんだろうな私。。


大勢の方たちに来て頂き、また喜びの声を頂いて、メンバーに沖縄に来てもらえて良かった、沖縄のみんなに彼らのエネルギーを感じてもらえて良かった!と心から嬉しく思いました。

裏方をサポートしてくれたアルハンブラスタッフの皆さん、友人一同ありがとうございました!