#青春ウォルダム を観終えて | 是徒然也

是徒然也

LifeをHackするためのKnow-Howを共有するブログです。

 

 

 

 

 TODAY'S
 
青春ウォルダムは群像劇として親しみやすい韓流時代劇

 

つい先日、ずっと観ていた韓流ドラマ
「青春ウォルダム 呪いの王宮」のNHK放送が終了してしまった。

これまであまり韓流ドラマを観て来なかった自分でも、
今回の作品はとても楽しめたので感想をブログに認めようと思った。

 

 

王子と家臣の娘の間に起きた同一犯による事件を解決する物語

韓流あるあるというべきか、
恋愛している者同士が互いに気持ちを素直に明かせず、
悶々としている間に最終回がやって来るというオチはそのままに、
主人公で朝鮮王朝の世子(セジャ)であるイ・ファンが、
彼が慕い助言を求めた家臣(開城府の長官ミン・ホソン)の娘のミン・ジェイと共に、
王朝への復讐を目論む組織が起こす事件に対して、
推理とアクションで立ち向かうサスペンス・ロマンスだ。

 

 

青春ウォルダムの主な出演者(抜粋)

 


呪いに恐れおののく中で出会う一筋の光明となる女性

 

主人公の世子であるイ・ファンには心から慕う兄がいたが、
三年前にその慕っていた兄で世子のウィヒョンを亡くした哀しみに暮れる中で、
自らが世子となる運命を受け入れた日の夜を境に、いずこからか"呪いの書"が届くようになる。
 

その"呪いの書"には、これから世子に降りかかる忌まわしき出来事が12行ほど記されており、
イ・ファンが受け取るたびに次の行へと移り変わる赤い字の行に記された出来事が、
身に起きる様々な事件と一致することへの強い恐れを抱いていた。

 

それが他者への不信感に繋がって傲慢になり、回りから人を遠ざける状況となっていたが、
そんな矢先に唯一の相談相手として文通していたミン・ホソン一家が毒殺されたことを知り、
その犯人が娘のミン・ジェイであることを聞き及ぶ。
 

逃亡していたミン・ジェイがイ・ファンへの申し開きと協力要請のために王宮内へ侵入し、
東宮殿の書庫で彼女と遭遇したイ・ファンは"呪いの書"の真相究明の助力を持ちかけられ、
引き換えとして彼女に行方不明の内官コ・スンドルの名と官位を与えて匿いつつ、
共に事件の真相とその犯人の究明に乗り出し、共に事件を解決して組織の正体を突き止めようとする。

 

最初はミン・ジェイを犯罪者扱いするも次第に互いを慕い合うようになっていく。

 


名探偵の心は世子への想いに揺れる

 

一家惨殺の直後から兵士たちに追われ、崖から川へ落下後も一命を取り留めたミン・ジェイ。
 

組織に家族殺しの濡れ衣を着せられ身の潔白を証明するために、事件の真相解明を目指して逃亡しつつ、
途中で兵士に扮して世子一団へ合流し、狩りの最中であったイ・ファンへの接触を試みる。
 

ところがイ・ファンは何者かに矢を射られてしまい、同伴中の兵士長(ミン・ジェイの許嫁)に助けられ難を逃れた。
居合わせたミン・ジェイはイ・ファンに捕まり犯人の嫌疑を掛けられつつも、自らの目的と身元を伝えるのだった。

 

狩りを終えて家臣たちの元へ戻ると、大臣たちから狩りの成果を記す祝詞を書くよう迫られる。
前回の狩りで復讐者が放った毒矢がイ・ファンの右背中に刺さり、一時動かなかった右腕を試すような要求に、
イ・ファンはさらに周囲を取り巻く家臣らへの不信感を深め、祝詞を書くことで疑いを晴らそうとする。
 

ところが、走らせていた筆先から赤く変色した墨汁が半紙へ滴り落ちるという不穏な出来事が起きてしまい、
イ・ファンは"呪いの書"による呪いではないかと疑心暗鬼に陥り、兵士たちに家臣たちを検めるよう命じる。

 

孤立する状況で原因を究明するため、イ・ファンは護衛官(テガン)へ指示してミン・ジェイを王宮へ連れ帰るのだった。
王宮の一室でミン・ジェイはイ・ファンへ助けを再び求め、"呪いの書"の犯人を突き止める取引を申し出る。
そんなミン・ジェイに自らの居室である東宮殿まで自力で辿り着くよう命令してその場から去った。
 

兵士から内官へ姿を変えて何とか東宮殿で待つイ・ファンの元へ辿り着いたミン・ジェイに、
洪水で行方不明になっていた内官コ・スンドルの偽名を与えたのだった。

 

自らの濡れ衣を晴らすためイ・ファンに届いた"呪いの書"に関わる事件に推理で挑み、
次々と解決に導いていくミン・ジェイ。
実は彼女は実兄の名を借りて侍女のカラムと共に数々の事件を解決していただけでなく、
父を通してイ・ファンへ助言をも行っていたのだった。
 

自らの地位を危ぶみながらも自分を匿ってくれるイ・ファンへ次第に想いを寄せていき、
逃亡前に婚姻の契りを交わしていた兵士長のハン・ソウオンとは事件解決の度に衝突したり、
また協力し合って互いを助け合ったりする中で、彼に対して後ろめたさを抱えることになる。

 


混迷を深める謎と徐々に現す復讐者たちの正体

 

"呪いの書"でイ・ファンを追い詰めながら王朝への復讐を目論む復讐者たちの手で、
ミン・ジェイの家族も毒殺されてしまったことが判明。しかもそれがミン家に出入りしていた、
幼馴染のシム・ヨンであり、彼もまた碧川村の法師ムジンによって洗脳され、
ミン・ジェイとは男女仲だったと嘘の供述を認めた遺書を残しつつ、事件後のミン家で自害した。

 

組織を束ね、薬物と呪術を用いて相手を洗脳しつつ白髪化させてしまうムジン法師が暗躍し、
王宮内では組織の仲間(のちに王妃(とその尚官)が組織の中心的存在だと判明)が手引きをし、
呪いの書によって世子の失脚や王女の暗殺を目論む。
しかし王宮への復讐を目論む組織の正体とは、
右儀政チョ・ウォンボが自身の出世の手段に、群守をしていた弟のチョ・ウォノを使い、
逆賊の汚名と共に惨殺した碧川(ピョクチョン)の住民の生き残りたちだった…。

 

 


主人公らを支える魅力的な登場人物たち

 

ミン・ジェイが逃亡後に生き別れた侍女のチャン・ガラムは、
彼女を追って王宮からほど近い村へ移り住み、男装して身を隠したのちに、
その村で様々な困りごとを科学的に解明する研究室「萬研堂」の主で、

両儀政の父を持ち、検視まで行うキム・ミョンジンの弟子におさまる。
イ・ファン(変装してパクと名乗る)とミン・ジェイ(内官のコ・スンドル)が、
事件の度に萬研堂へ通い、彼らからミョンジンと共に事件解明の協力を依頼される。
ストーリー後半でミョンジンに正体を見抜かれた後、男女として睦まじい夫婦となる。

 

家同士が決めた婚姻相手であるミン・ジェイを婚姻前に失った兵士長のハン・ソウオン。
彼もまた世子であるイ・ファンとは幼馴染で親友同士だが、呪いに悩むイ・ファンに距離を置かれ、
そのことに不安を抱きながらも最後まで彼とミン・ジェイをそばで支える心強い味方だ。
コ・スンドルがミン・ジェイだと判明した後はイ・ファンに彼女を返すよう約束を迫るも、
イ・ファンからミン・ジェイの気持ちが自分から離れていることを告げられてしまう。

しかし二人を心から案じて最後まで自らも戦いに身を投じて助ける姿はとても頼もしい。
最後には碧川の群守となり、復権した住民たちを支える大変重要な立場となる。
イ・ファンの妹であるハヨン王女には終始、想いを寄せられるが最後まで想いに応えなかった。
婚姻状を燃やしつつもミン・ジェイへの想い一筋のソウオンは最後まで真っすぐな人物だった。

 

イ・ファンの護衛官であり、実は碧川村出身者であることを隠し続けているチェ・テガン。
彼は碧川事件後に村から脱出後、逃亡先の村で幼少期だったイ・ファンとハン・ソウオンに出会う。
そこで彼らと共に学び鍛え上げ、彼らの力添えにより官職を得てからは常に三人で国を護ってきた。
そんなテガンは寡黙で人見知りの激しい性格で、イ・ファンに匿われるミン・ジェイを煙たがる。
しかし事件の真相解明が進むと、双子の兄テサンが生存し自分に成り代わって王宮を出入りしつつ、
王宮内での暗殺や混乱を引き起こした張本人だったことを知り、世子と兄の間で葛藤にさいなまれる。

 

国王を言葉巧みに脅迫して操ろうとする右儀政を制しようと、国王と通じて水面下で右儀政への
包囲網を練る左儀政ハン・ジュンオン(ソウオンの父)と領儀政キム・アンジク(ミョンジンの父)。
そのハン・ジュンオンも右儀政の罠によって一時は官位停止と謹慎を負う状況に追い込まれるが、
その後にイ・ファンとミン・ジェイの活躍により復権し、再び領儀政と共に王を支える立場となる。
ストーリーの最後にはイ・ファンたちの暗殺のために挙兵した右儀政を討伐し、これを処刑した。

 

王朝打倒を目論む碧川の住民は元々は人情に厚く、互いを助け合いながら貧しさの中で生活をしていた。
村の有力者で鍛冶屋であるソン・スチョンは村の貧しさや群守からの弾圧を書状にて訴えるも、
群守らの兵士たちに住民の多くを惨殺されてしまい、ソン・スチョンも開城府でさらし刑を受ける。
親に棄てられ貧しくさすらう中で彼に慕われて嫁ぎ、身ごもるも愛する夫を右儀政らに殺されてしまい、
その復讐のためにその美貌を利用して右儀政の義姪となり、国王に近づいてついに王妃におさまったヨニ。
彼女こそチョ・スヨンかつ組織の中心人物であり、王宮内の情報漏洩や外部からの組織の手引き役だった。

 

イ・ファンの護衛官であるテガンの双子の兄・テサンは、テガンに成りすますことで幾度となく王宮へ出入りし、
内通者であるユン尚官(王妃付き)と共に王宮内での計略と諜報活動を行っていた。
時には東宮殿にある世子の執務室に忍び込み、呪いの赤字行を更新した"呪いの書"を旧いものと入れ替えていた。
時折、イ・ファンに遭遇してテガンを演じるも粗相を働いて嫌味を言われたり、
内官を演じたミン・ジェイと遭遇した際も普段のテガンとは少し異なる接し方をしたりしていた。
こうした内容は、彼が最後にイ・ファンをかばってチョ・ウォンボから受けた投げ刀の傷で命を落とす際に、
抱き起こす弟・テガンに対して残した最後の言葉だった。

 

最初は右儀政に言葉巧みに誘導され、迷走する国王イ・ジョンヒョク(イ・ファンの実父)。
後半には息子を護ろうとする頼れる父親の顔が見られてホッとしたりした。

考えてみれば、チョ家の助けで下働きの側室の子であったが国王になれた出自があり、
右儀政チョ・ウォンボに逆らえず、姪と称して王朝への復讐を企むチョ・スヨン(ヨニ)を娶り、
実子であるウィヒョン世子をチョ・ウォンボの誘導により義息テグンが渡した桃で(起きた発作)殺され、
イ・ファンの妃として王宮に招いたハン・ソウオンの従妹・ハン・ソウンもユン尚官に殺害され、
最後は毒魚の卵を飲んで記憶を亡くした王妃を城外へ放出する羽目になった彼が不憫でならない。

 

 

 


20話に凝縮された極上のサスペンスと甘く切ないロマンスの傑作ドラマ

 

魅力的な登場人物たちについて、駆け足であらすじを交えて認めてきた。

すべては右儀政チョ・ウォンボと弟のチョ・ウォノが野心からやらかした不正と、
これらによる弾圧や惨殺の被害者である碧川村の住民らが復讐のために計画したテロ行為で、
王宮に関わる多くの人々の命が奪われるわ、殺害された家の娘は濡れ衣で逃亡生活を強いられるわ、
もうゴタゴタ感がハンパない内容の韓流時代劇でした。

 

けれどそこは韓流ドラマで、合間にはしっかりとロマンスを滑り込ませてきては、
サスペンスとロマンスの続きを視聴者に期待させ続けるところが凄まじいと思った次第。。

 

[この著者が運営する個人ブログサイトへの外部リンク]

トヨタのアルファードがシャープ「LDK+」にならない決定的な理由

 

最後までお読み頂いた方へブロガーからのお願い

もし本投稿内容であなたのお時間が少しでも有意義なものになりましたら、
お手数ですが、こちらのリンクをクリックして頂けますでしょうか?
何卒ご協力のほど、よろしくお願いします(^人^)

人気ブログランキングへ