Appleが今年もWorld-Wide Developer Conference 2020を開催した。
ここでは毎回、新たな技術の概要を説明する場になっており、
クックCEOが司会を務め、各分野のエヴァンジェリストたちが
それぞれの担当分野の技術をキーノート形式で発表するイベントで
Apple信者ならご存じだろう。
開催期間は6月22~26日までの5日間という長さ。
だからこそ様々なメディアが注目し毎年期待感を盛り上げている。
すでに1ヶ月が経過し、世間が落ち着いた頃合いを見て
このブログ記事で以下GIZMODE Japanが公開している概要動画
を観た私個人の感想や個人的に期待することを綴ってみようと想う。
[参照動画]
Apple Silicon!! WWDC 2020 キーノートまとめ
動画で触れた内容を文字起ししてみたので参考にしてもらいたい。
- 完全オンライン開催という状況を生かし、
Apple公式動画では日本語字幕対応の上、
チャプターテーブル付きで好きな場面から鑑賞が可能。
- ARMベースのMac(Apple Silicon)が発表になったことが今回の発表の目玉。
- iOS14の主要な機能の紹介。
→Widgets、App Libarry。Picture in Picture対応(タブにもできる)など。
これらはAndroid OSで実現したものを更にブラッシュアップ。 - App Clipの概要
→アプリ内の機能をサービス化したもの。
NFCタグの読み取りやレストラン検索時の予約レコメンド等によって起動可。
アプリをインストールしてなくても利用可。 - Translateの概要
→Apple純正の翻訳アプリ。
On Deviceでの通訳。日本語の通訳可。 - Message Appの変更点概要
→ミー文字の紙の種類が増えたりマスク付けられたり、テキスト中に挿入出来たり。
グループ機能が強化され、誰から返信来たかすぐわかる。 - Apple Mapの変更点概要
→街のガイド、サイクリング、電気自動車(EV)の充電スポットなど専用マップに対応。
EVの充電スポットナビはFord、BMWに対応。これから増える。 - Car Play
→iPhoneがキーに。NFCとUWBで。ダッシュ近くに置けばEngine ONも。
キーをiCloudで共有でき、制限もできる。 - Sign in with Apple
→過去のメルアドで登録していた古いアカウントを変換・統合。
アプリに与える権限も設定(位置情報など)可。
位置情報はGPSの地点ではなく範囲で指定可能に。
マイクやカメラを使っているとインジケーターで分かるなど。 - App Store
→各アプリで取得するデータやトラッキングを表示するようになる。 - iPadOS14
→Apple Pencilの機能拡張。
テキストを入力できる場所ではどこでも手書き可能。
複数言語に自動対応。メモアプリの文字をテキストと認識し、
テキストデータを保持してコピー&ペーストできる。
その際には文字書式も保持されるようだ。 - SearchがMac OSのSpotlightに近づいた。
→Webの検索、呼び起こし、メッセージ内容、コンタクト先を一括検索可。 - macOS11 Big Sur
→よりiOSっぽくなった。アイコンなど含めて。
コントロールセンタが導入。
音量、WiFiなどの設定が一か所で集中管理するスタイルに。
iOS、iPadOSの機能がmacOSでも使用可。
ただUIの使用感の適正は未知。 - Safariのページ読み込み速度アップ
→Chromeに対して50%ほど早く。
プライバシー設定(期間など拡張機能が得る情報を制限)が他のブラウザに追いつく。 - Apple Silicon
→MacがIntel以外にARMプロセッサの選択が可能。
省電力でハイパフォーマンス、iOSアプリがネイティブで対応可。
Intelでしか動かなかったアプリはRosetta2でコード変換し
ARMでも走らせられる。(PowerPCからIntel移行時と同じ)
既にメジャーアプリ(Adobe、Microsoft)は対応済。
まずは開発者向けに6/23の週から随時リリース。
⇒Developer Transition Kit
Mac mini enclosure + A12Z SoC 16GB Mem + 512GB SSD
+ macOS Big Sur developer beta + Xcode
今年中に消費者向けの製品も1つリリース予定。 - Air Pods2 Proのソフトアップデート
→3D Audioに対応。仮想3Dで音源が空間上に固定化される。 - tvOS14へのアップデート
→マルチユーザーに対応、X-Boxのゲームコントローラへ対応
4KのAir Playに対応。iPhoneから飛ばせる。
Pic in Picに対応し、HomeKitとの連携が強化され、
インターフォンカメラの映像を画面内のウィンドウへ
表示が可能となる。動画観ながら来客対応が可能など。 - HomeKitの強化
→Smart Home Gagets生産メーカーとのアライアンス締結で
連携を強化し、HomeKit対応ガジェットが今後増加予定。
例としてドアベルのカメラで顔認証が可能となる。
そこではAppleTVの画面ではインターフォンのカメラ映像が
表示され、HomePodから来客者の名前が案内される。
ここからは私の私見を簡単に。
実はこの中で個人的に一番気になったのはHomeKitの強化と、
tvOS14やHomePodとの連携、そしてHomeKitのアライアンス締結だ。
その理由は単純で、「未来の生活」が透けて見えてくるから。
動画の中で語られていたSmart HomeとApple TV、Home Podが連携
して生活環境に変化を起こすという、
いわゆるライフハックの要素が強くてワクワクさせてくれるからだ。
Smart HomeとiPhoneが連携し、iPhoneがCar Playと連携することで、
例えば車内のCar Play対応ナビで「自宅へ帰る」をルーティングされ
、もしくは会社を退社してからの自分の移動予定をApple Map上
でルーティングされて帰宅予定時刻がSmart Homeへ通知されるとする。
そうするとHEMSが帰宅に合わせた「カミングホーム」モードへ移行し、
室内の換気や温度調整、クッキングマシンでの調理準備の起動や、
バスルーム内の温度調整とバスタブへの温水供給・湯沸かしなどを
AIが過去の住人行動データから分析した結果から次々に実行していき、
家政婦要らずで隅々まで行き届いた住環境が手に入る。
こんなストーリーがこうした取り組みから予見できること。
それがワクワクの素なのだ。
それに比べるとiOSやiPadOS、macOSなど単体のデバイスが便利になる
くらいのものではインパクトが小さく、正直あまり驚きに繋がらない。
確かにガジェット通やスマホマニア、マックマニアからしたらWWDCの発表
はそうした個々の満足を与えてはくれるだろう。
しかしITCとIoT、そしてAIといった先進技術が目指していることは、
そうした個人レベルや単体デバイスの便利さを向上させるよりもはるかに
広範囲で社会的変化という巨大なインパクトだ。
もちろん「塵も積もれば山となる」ので個別デバイスの拡張・改善は
当然ながらなくてはならない。
しかし、それらはあくまで大きなビジョンの下で行われてこそ、
消費者・ユーザーが感じるWWDCの重要度も高まるはずだ。
今後もAppleがどのように社会を変革するか、興味が尽きない。
オリジナルドラマまで、豊富な作品なら。
了
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