
【珍島(韓国)時事】韓国客船「セウォル号」沈没事故から16日で1年となるのに合わせ、事故現場に近い珍島の彭木港で15日、慰霊行事が行われた。修学旅行中に多数が犠牲となった安山市の檀園高校の生徒の家族ら約400人が参加した。
息子が犠牲になった全明善さんは「事故から365日目だが、海の中で(行方不明の)9人が救助を待っている」とあいさつ。船体の速やかな引き揚げを訴えた。
遺族らはこの後、船で現場海域を訪れた。「セウォル」と書かれた黄色いブイが設置された海域に到着すると、船は子供の名前を泣き叫ぶ声に包まれた。
「息子よ」「また会おう、愛する息子よ」「ごめんよ」。遺族は口々に叫びながら、白い菊の花を海に投じた。