2018年4月27日 金曜日の今日
これは永遠のテーマではないかと思うのです。
室内でもそしてお出かけ先でも
「実際の距離」と「距離感」です。
このようにテレビとの距離に関しては
これくらいって答えは一つかな…。
でもこのように、人との距離は
ものさしやメジャーでは測れないし
決めたとしてもよくわからないし
「気持ち」とかが関わってくるから
コロコロ変わります。
今日の公園の帰り道の実際です。
道路の構造上の特性によっても変わります。
交通量の多さによっても変わります。
お子さんの特性によっても変わるでしょう。
ルーティンの強弱によっても…
安全認識の状態によっても…
感覚過敏(これには実に多くのものが含まれます)
によっても…
こだわりの“誘惑”の多さによっても…
そしてなによりも
「その子と自分との信頼関係」によっても
大きく変わってきますよね。
これは交差点ですが交通量が非常に少なく
こちらも音ですぐにわかるので
離れていますが距離は
10m前後ってとこでしょうか…
先ほどの交差点を過ぎると一方通行の
一本道ですので、離れていますが距離は
20m前後ってとこでしょうか…
ここは手前がT字の交差点ですので
安全確認上、離れていますが距離は
10m前後ってとこでしょうか…
T字交差点を曲がりました。
ここも一方通行路で交通量も非常に
少ないので
このようにどんどん離れて距離はまた
20m前後ってとこでしょうか…
何メートルが正しいのか間違いなのか
ではないでしょう。
安全は何が何でも第一でしょう。
そのうえで第二第三の優先順位が
あるでしょう。
このお子さんの場合は近すぎると
意図的に離れて後退するとか立ち止まる
または時間をかけるなどの
暗黙の“コミュニケーション”があります。
もちろん純粋に「まだ遊んでいたいのに」
「まだ帰りたくないのに」などの自然な感情も
あって当然です。
それらも受け止めつつお互いに心地よく
前進できるよう僕たちに日々観察や考察が
求められると思うのです。
警備員のように“指示命令”を出すと
逆に進めなくなって
帰るにも帰れなくなってしまうことがあります。
これも1冊の本や1つの方法論では
解決しない事柄の一つに過ぎません。
「信じてあげること」や
「自分で文字通り前に進んで目的地に
行くこと」の力をどう育んであげられるのか…
永遠に続くテーマだと思いました。
世界に一人しかいないお子さんには
そのお子さんへの
「オリジナルな関わり方」が求められるのだと
今日も改めて思いました。
なにが正しくて何が間違いかを
論じたいのではありません!
「子どもさんを見つめるよりも前に
自分自身を見つめる」ことを自分に
言い聞かせているのです。
専門家でもなんでもないのに
今日もお読みいただき
ありがとうございました!