日本にいる母との電話癌告知を受けた直後、
先ずは日本にいる母に電話をしました。
病院の2階で先生とお話をした後、
検査結果を聞く緊張で何も食べてない
ので一階のカフェで軽く食事しながら。
母に「癌だった。初期みたいだけど。」
と言うと「あら...」と。
今は転移はしていないようなので、
早くどこで治療するかを考えたかったし、
「日本とタイどっちで治療しよう。」
それまでも母とは色々あったのですが、
「今回は優しく受け入れてくれるよ。」
そんな甘えが私にはありました。
でも
携帯から聞こえてきた母の言葉は
私が期待したのと違いました。
「癌治療は長期戦になるし、
日本語も話せない孫を一緒に連れて
帰って来るんだろうから、負担になる。
日本で治療するなら自分で家借りて。」
母との電話を切った後、
心を落ち着かせたくて
コーヒーを一口飲んだんだけど、
不覚にも涙がポロポロ溢れちゃった。
地方の自宅の帰途ずっと自問自答。
でも本当はもう答えは出てました。
夕日を横目で見ながら走る💨
親からそう言われたなら仕方ない。
タイで治療することに決めた。