日曜夜の我が家のお楽しみ。
それは….
テセウスの船をリアルタイムで見ること!
です。
あ、一応申し上げておきますと、
休校になる前は録画で見ていました。
休校になったので、
オンタイムで見たいとせがまれまして。
はい、そんなわけで、
夫、私、小1息子、年少娘、
4人揃ってテセウスの船に釘付けです(笑)
今日もそう。
テセウスの船が終わると、
さあ寝るよ!と布団へ子どもたちを連れていく大人。
一緒に横になって寝かせるのだけど、
息子が、眠れないと。
こわいの?と聞いたら、そうではないんだって。
目が開いちゃうんだって。
こんな時、あなたなら、何をしますか?
私?
私は、普段ゆっくり話せていない、
あることについて、
しずかに
ゆっくりと
息子の目をみて
語りました。
あなたのこと、だいすきだよ。
きてくれて、ほんとうにありがとう。
これを伝えました。
でも、おめめがぱっちりだったから、
8年前をなつかしんで。
なかなか赤ちゃんがきてくれなくて。
ママは、たくさん病院にかよって、
たくさん注射もして、
いろんな検査もして。
おなかの中にある卵子をおくすりで育ててね、
その卵子をとりだして、
人の手を、医療の力をかりて、
そうしてあなたが来てくれたんだよ。
楽だったとは言わないよ。
そりゃあ、大変ではあったよ。
でも、もう忘れちゃった。
だって、あなたと、○○ちゃん(妹)が来てくれたんだもの。
きっとね、パパも大変だったんだ。
懐かしいな。
あなたがお腹の中にいた時にはね、
たくさんお散歩してね。
病院まで歩いたこともあったな。
ほら、川沿いの道を歩いたんだよ。
体重が増えすぎないようにね、きをつけてね(笑)
○○くん。
生まれてきてくれてありがとう。
元気に生まれてきてくれてありがとう。
息子は、うんうんって、時折うなづきながら聞いていました。
そうして、ほどなくして、
スースーと、寝息を立てました。
私は不妊治療をしたけれど、
しかも、高度不妊治療をしたけれど、
いろんな可能性を知識としてもっていたから、
一喜一憂することなく、
淡々と日々を過ごせたような気がするのです。
こういうと、ちょっとちがうかな。
もちろん、喜んだり、悲しんだり、不安になったりしたことは数知れず。
でもね、軽かったと思う。
悲しみすぎたり、喜びすぎたり、不安になりすぎたり。
そいういうことは、多分すくなかった。
そんなことも、息子と話していて頭をよぎった私。
ゆっくり、ひとりの子と向き合える時間。
そういう時だからこそ、伝えられることがあります。
そして、伝えることで息子が得るものは未知数。
何を受け取ってくれたかな。
これも立派な性教育。
誰かに任せないで、
自分で伝えられたら。
自分にしか伝えられないことがあるんです。
だって、あなたの出産ストーリーは、
あなたにしか語れないから。
ぜひ、
お母さんにしか語れないことを、
お母さんの口から、
お母さんの言葉で、
伝えてみてください。
でもうまくいかないこともあるかもしれません。
それも仕方がないんです。
だって、自分が経験がなかったら、モデルがないから。
そんなとき、助け手はたくさんいます。
ぜひ、ご自身で。
挑戦することは、メリットばかりですよ。