昨日に引き続いて先週の話。
これはホントにばあさんはブチ切れてた。
先週のとある日、朝一番でじいさんとばあさんは病院へ行く事にした。
同じ病院へ行って別々の検査をするのが目的。
行ってまずじいさんの診察の為にばあさんも一緒にそこへついていった。
主治医らはじいさんがボケてることは承知である。
例えば先生が
「おじいちゃん、どこ痛いの?」
とか聞いても、じいさんの返事は
「あはははは」
と、こんな感じ。なのでばあさんがついて説明しなくてはいけない。
その日は、ばあさんも別な科で診療があるのでじいさんを置いてそこへ移動。
数十分後・・・
ばあさんが診察をしているとそこへ看護婦さんがやってきた。
看護婦さん「おばあちゃん、ここにおじいちゃん来なかった?」
なんとなく慌てた風だったらしい。
ばあさん「いや、来てないよ。どうかした?」
看護婦さん「そ、それがね・・・」
聞くとこうだ。
じいさんは今日、尿検査をするので紙コップを受け取って一人でトイレへ。
しかし、なかなか帰ってこないので心配した看護婦さんがトイレへ行くと・・・
そこにあるのは紙コップだけ。
看護婦さん数人で探したが見つからないため、もしかしてばあさんのとこへ来たのではないかと。
そこからじいさんの捜索開始。
足の悪いばあさんは看護婦さんに付き添われながら。
看護婦さんも何人か探すがなかなか見当たらない。
すると、待合室にいたほかの患者さんが
「どうかなさいました?」
「ちょっと一人、おじいちゃんがいなくなって。」
「あれ?青い帽子かぶったおじいちゃん?それならさっき外に出ていったよ。」
じいさんは目撃されていた。
隣の薬局へ行ってみるとそこには・・・
じいさんはいない。
看護婦さん「○○さんのおじいちゃん来なかった?」
薬局の人「いや、きてないけど・・」
ばあさん「もしかしたら・・いつも病院のあとに市場に行くからそこにいるのかも。」
とゆーことで近くのいつも行く市場へ行ってみたそうです。
そこで探していると・・・
それでもじいさんは見つからず!
ばあさん「看護婦さん、もういいよ。わたしは帰るからじいさんがいたらそう伝えて下さい。ご迷惑かけてすみません。」
ばあさんは必死に謝ってあきらめてタクシーで帰宅。
キレたばあさんがぷんぷんして帰宅。
そして居間へ入ると・・・・
そこには林檎の皮を自分でむいて食べようとするじいさんの姿が・・・
ばあさん「あんた何やってるのー!?検査ほったらかして!みんなで探したんだよ!」
そのあとはばあさんキレまくりだったようで。
じいさんの言い分はこうだったらしい。
じいさん「かあさん(ばあさんの事)いなくなったから帰ったべや。」
じいさんは徒歩で帰宅したらしい。
20代の自分でも徒歩で30分近くかかる道。
ひと段落したばあさんはすぐさま病院へ電話
「すみません、うちのじいさん帰ってきてました。すみません。」
謝るしかない。
看護婦さん「いやぁ、よかったね。じゃあ今日出来なかったおじちゃんの検査はまた後日しましょうね。」
電話をきってじいさんに説明して
「(これこれ、こうだから)今度病院行くとき今日できなかった検査してくれるとさ。」
じいさん「なんも今度じゃなくたっていいべや。今日行く。」
ばあさん「はぁ!?あんた何言ってるの?今日は恥ずかしいからやめなさい。」
ここで逆切れするじいさん
じいさん「何が恥ずかしいってよ!今から行くぞ。」
怒鳴るじじい。
ばあさん「行くなら一人で行ってきなさい!」
と、じいさんはその後徒歩で病院まで行った(らしい)。
この日はキレながらこの話をしまくるばあさんでした。