こんにちは。
名古屋市立大学の医学部に通っております、医学生です。
昨日までの3日間は塾で教える内容についてでした。
今日は高校生の授業のレベルにについてです!
⑥ 高校生は基礎レベルから東大レベルまで
高校生に教える科目は数学と化学になります。
具体的な内容は以前のblogに書いておりますので、
今日の内容は以前の内容と重複する部分が多いと思いますm(_ _)m
まずは、高校数学から書いていこうかと思います。
(長くなりましたので、化学は明日です。)
❶ 高校数学
有名な話なのですが、東大が数学の入試問題で
・三角関数の定義
・三角関数の加法定理の証明
・円周率が3.05より大きいことの証明
・y軸周りの回転体の公式(所謂バームクーヘン積分)の証明
を出題しています。
大阪大学では、ある年度の理系・文系それぞれが、
・sinθ/θ→1(as θ→0)の証明
・点と直線の距離の公式の証明
を出題しています。
他の大学でも、教科書に載っている公式の証明問題をどこかしら毎年出題します。
(最近は少し廃れて来ましたが・・・)
これは、上述の通り、東大をはじめとした最難関大学から、
地方の国公立医学部でも出題されます。
つまり、地方の国公立の普通の学部でも解くことになります。
(理系学部のある国公立大学では、
医学部との共通問題を解くことがほとんどになります。)
実は、ほとんどが教科書に書いてあることなんです!
(流石にバームクーヘン積分は書いておりませんが(笑))
これは、
参考書・問題集で解法を暗記してくる生徒に対しての、
大学側からのアンチテーゼ
と僕は思っています。
「まずは教科書で定義をしっかり覚えてこい!
そして定義から公式を導けるようになってこい!!」
と、大学側から言われているような気がします。
僕の大学(名市大医学部)では、
ある年度の生物の入試問題を基礎医学の教授が作っており、
「考えさせる問題を作った。」
と仰っていました。
数学でも、また別の基礎医学の教授が提供したと仰っていました。
そして大体の教授が、
「大学以降、医学部に来たみんなは特に暗記が得意かもしれませんが、
研究でも臨床でも暗記だけでは太刀打ちできないことが大いにあります。」
と仰います。
やはり、
暗記に走るということはよくないことなのだ
と思う場面が
大学に入っても多々あるのです。
例えば、医学に関してですが、
病態生理(平たく言えば、どこがどのようにおかしくなっているか?)が
分からないのに、
病気・疾患の名前・症状etc.のみ暗記しても、
どういう治療を施せば治るのかということがわかりません。
もちろん治療法まで丸暗記すれば済む話かもしれませんが、
病態生理から理解していれば、暗記の助けにもなりますし、
他の疾患にもつながっていくんです。
ただ、肝心の疾患の数・基礎医学自体で、
膨大な量の情報を暗記しないといけないことは確かです・・・(泣)
何でもかんでも丸暗記していると、
本質を見失ってしまいます。
僕は、暗記するべきところは暗記するように言いますし、
考えるべきところは考えて、理解して暗記しなさいとも言います。
中学生・高校生に対しては、高校に入ってから、大学に入ってから、
愚直に『考える』
という学問の基本的な部分を見失って欲しくないのです。
ですから、僕が受けもった生徒に対しては、
必ず考えさせるような板書をとらせますし、考え方・背景に踏み込みます。
話は少し変わりますが、
大学入試における数学では、
答案用紙に最初から最後まで解答を書かなければならない
(最後の数値・文字式だけ書く、といった問題は普通の大学ではない)です。
つまり、
問題に対してどのようなアプローチを取ったか
という数学的な思考の過程を見られます。
僕は、生徒に対して
『最も大事な部分!』
といつも言っていますが、
中学生までは数値・文字式のみの解答でよいので、なかなか伝わりません。
ここが高校数学との最大のギャップだと思っています。
そういった生徒は中学生時代に数学でよい点数を出していても、
高校数学で躓くことが多いです。
残念ながら、進学校と呼ばれる高校でも、
定期テストでの解答は、最後の数値・文字式を書くだけでよいところが多いです。
(実際に僕の高校もそうでした。)
また、全国模試の採点でも、採点基準がありますが、大学別模試でもない限り、
予備校の数学の講師が採点するわけではなく、
解答用紙を大学生が見る場合があるので、
自分の書いた解答が数学的に本当に正しいか判断ができません。
(同じ解答を書いても一方は満点、
もう一方は部分点という話は少なからずあります)
そして、その数学の厳密な『流儀』を教えてくださる先生は少ないと思います。
僕は、先述の通り、
数学的に厳密な『流儀』を必ず教えています。
これが必ず大学以降、延いては社会人になっても役に立つ
はずです。
遅くなりましたが、話を本筋に移すと、
僕は必ず基礎的なところから授業を行います。
僕が考える基礎とは、本質的で根本的なところからであり、
それが、
ある時には定義かもしれませんし、
ある時には入試問題の解き方であるかもしれません。
そしてまたある時には東大の入試問題かもしれません。
これが僕の考える基礎です。
そして、
基礎とはもっと上のレベルの問題を解いていくのに必要不可欠な知識
だとも思っています。
たくさんの解法を教えることは重要だと思います。
しかし、
自分が持っている解法で、いろいろな問題が解ける
ようになることがもっと重要である僕は思っており、
基礎の上に成り立つものだと考えています。
そして、ここから、各大学の入試問題に踏み込んでいくのが僕の授業になります。
この各大学の対策授業では、特に
考え方・背景に触れ、どの基礎に関係があるか
を授業します。
過去と同じ問題というのはほとんどでません。
(東工大は出すことがありますが・・・)
しかし、似たような問題はよく出題されますし、
見たことないような問題も、
上述のような研究を重ねていれば、試験中に本質を見抜けると僕は思います。
気になった方、
是非、僕の授業を受けてみませんか?
興味を持たれた方
今の勉強に疑問を持たれている方
とにかく数学を得意にしたい方
得意だったはずの数学に苦手意識を持ち始めた方
コメント・メッセージを下さると相談に乗らせていただきます。
明日は、化学について話したいと思います!
また、塾を立ち上げるまでは家庭教師も募集しております。
このblogを見て気にかかった高校生・中学生・受験生・保護者の方々、
些細なことでも構いません、コメント・メッセージをお待ちしております。
医学生