あなたと歩いた道を

振り返ると

そこには

たくさんのふたりの足跡




苦しくて

苦しくて

涙が止まらない夜

ふと

振り返ると

ひとりの足跡




ああ、

決して

手を離さないと言ったあなた

どうして

私をひとりにするのですか




そんな私に



あなたは言う




ひとりになんか

していないよ

わたしは今

あなたを

おぶって

歩いているのです




いつも

いつでも

そばに

いるよ