出張整体めばえ 整体師の飯田あやです。
今朝、近所の生け垣の横を通りますと、
どこからか、かすかに甘いいい香りが漂ってきました。
柑橘系の香りです。「ん~ん、もう金木犀がさく時期なんだ」
小学生の時、仲良しのお友達の玄関先にあった金木犀を思い出しました。

皆さんも、私のように、
香りをかいで昔のことを思い出したことはありますか?
実は、香りは記憶と大いに関係があるのです。
香りを感じる脳の一部と感情や自律神経を司る
脳の一部が大脳辺縁系の中の近い場所に存在しているのです。
ですから、香りを嗅ぐことで感情や自律神経を司る部分も
刺激され同時に記憶に残るのです。
私のように金木犀の香りを嗅いだとき、
友人の自宅の金木犀を思い出すと同時に、
友人の顔やその時仲良しだった他の友人たちと
楽しく遊んでいたことも思い出し、思わず顔がほころんできたのです。
このように香りは脳を刺激する効果があるのです。
これは、認知症予防にも効果があります。
匂いを嗅ぐことで、当時の楽しかったこと、
うれしかったこと、あるいは悲しかった記憶を
呼び覚ますのです。
それによって脳が刺激され感情も動き出すというわけです。
香りを感じる感覚を「臭覚」と言います。
私たちには本来危険を避けるために五感という感覚器官があります。
臭覚はその一つなのです。
この五感は使わないと衰えてきます。
意識をして香りをかぐこと、そして、これは何の香りか、
そして香りがある状況のイメージを
膨らませることでより脳が活発になり認知症の予防にもつながっていくのです。
**最近、鼻が詰まって香りがかげないといわれる方に、簡単な鼻つまり解消法をお伝えします。
●用意するもの 蒸しタオル 1つ
●方法
1)蒸しタオルで鼻全体を覆います。3分から5分程度鼻を温めてください。
(やけどに気を付けてください)
2)クリーム(普段使われている乳液で大丈夫)で、鼻周辺を優しくさすってあげましょう。
痛い部分があれば、そこは、血液がと滞っているので、その部分も優しくさすってあげてください。
これだけのことですが、一度ためしてみてはいかがでしょうか?
