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おはようございます!

我が家のニャンズ、タイガ、オレオ、ココアとの賑やかな毎日を過ごしているmakoto@kushiroです。

これまで、猫の行動や健康管理について、本当にたくさんのテーマでお話ししてきました。いつもお付き合いいただき、ありがとうございます!

さて、皆さんは愛猫に**前足で「ちょいちょい」**と触れられたことはありませんか? スマホを見ている時に腕をツンツンされたり、寝ている時に顔をペシッとされたり、通りすがりに足をタッチされたり…。

あの肉球の感触と、控えめな(時には強引な)アピールは、猫好きにはたまらない至福の瞬間ですよね。

「遊んでほしいのかな?」 「お腹が空いたのかな?」

言葉を話せない猫にとって、この「前足ちょいちょい」は、飼い主さんに何かを伝えるための大切なボディランゲージです。しかし、その意味は状況によって様々。

今回は、猫が前足で人に触れてくる時の心理と、その合図にどう応えるべきかについて、詳しく解説していきます。

 

1.「ねえねえ、お願い!」(要求・おねだり)

 

これが最も多い理由でしょう。飼い主さんの注意を引き、何かをしてほしい時のサインです。

  • 「ご飯ちょうだい」「おやつが欲しい」

    • キッチンや食器の近くでちょいちょいしてくる場合は、間違いなくこれです。

    • 我が家のニャンズの場合: 食いしん坊の長男坊タイガは、ご飯の時間になると私の腕を重みのある前足で「ポンポン」と叩いて、「時間ですよ」と催促してきます(笑)。

  • 「ドアを開けて」

    • 部屋の外に出たい時や、トイレに行きたい時(ドアが閉まっている場合)に、飼い主さんを呼び止めるために行います。

  • 「こっちを見て」「撫でて」

    • 飼い主さんがスマホやテレビに夢中になっている時、「僕(私)を見て!」と主張するために腕を引きます。

 

2.「遊ぼうよ!」(遊びの誘い)

 

  • 突然のタッチ&ダッシュ

    • 通りすがりに飼い主さんの足を「バシッ」と叩いて走り去ったり、物陰から手を出してちょいちょいしたりするのは、「追いかけっこしよう!」「遊ぼう!」という誘いです。

    • 我が家のニャンズの場合: やんちゃなオレオがよくやります。私の足にちょっかいを出して、私が反応すると嬉しそうにダッシュで逃げていきます。

 

3.「大好きだよ」(愛情表現・確認)

 

  • 顔や手にソフトタッチ

    • リラックスしている時に、飼い主さんの顔や手に優しく前足を乗せたり、ソフトに触れてきたりするのは、愛情表現の一つです。「あなたは私のもの」「ここにいてね」という所有権の主張や、安心感を求めている行動です。

    • 爪を出さずに、肉球で優しく触れてくるのが特徴です。

 

4.「生きてる?大丈夫?」(安否確認)

 

  • 寝ている時に顔を触る

    • 飼い主さんが深く眠っていて動かない時、猫が心配になって「生きてるかな?」と顔をちょいちょいして確認することがあります。

    • 呼吸を確認するために鼻のあたりを触ってくることも。朝方に起こしに来る行動とセットになっていることも多いですね。

 

5.「もうやめて」(拒絶・警告)

 

  • 撫でている最中の「ちょいちょい」

    • 気持ちよく撫でていたはずなのに、猫が前足で飼い主さんの手を押し返したり、パシッと叩いたりしてくる。

    • これは「もう十分」「そこは触らないで」という拒絶のサインです。

    • 以前の記事「甘えていた猫が急に噛むのはなぜ?」でも触れましたが、このサインを無視して撫で続けると、次はガブリと噛まれてしまう可能性があります。この場合は、すぐに手を引くのが正解です。

 

6.「ちょいちょい」された時の正しい対応は?

 

猫からの可愛いアピール、ついつい全てに応えたくなりますが、少し注意が必要です。

  • 要求に応えすぎない

    • 早朝に「ご飯ちょうだい」と起こしに来たり、夜中に「遊んで」とちょいちょいしてきたりするたびに要求に応えていると、猫は「叩けば思い通りになる」と学習してしまいます。

    • 生活リズムを守るためにも、タイミングが悪い時は心を鬼にして無視することも大切です。

  • 「やめて」のサインには即座に従う

    • 逆に、拒絶のサインとしての「ちょいちょい」には、すぐに従いましょう。それが信頼関係を守ることに繋がります。

 

まとめ

 

猫の「前足ちょいちょい」は、言葉を持たない彼らが一生懸命に私たちに気持ちを伝えようとしている、愛おしいコミュニケーションです。

タイガの重みのある催促も、オレオの遊びの誘いも、ココアの甘えたタッチも、それぞれに彼らの性格や「今」の気持ちが表れています。

「今のは甘えてるのかな?」「それとも文句かな?」 その小さなサインの意味を想像しながらコミュニケーションを取ることで、愛猫との絆はより深く、楽しいものになっていくでしょう。

この記事が、皆さんと愛猫の「おしゃべり」の手助けになれば幸いです。


クリスマスツリーの飾り付けをする我が家の3にゃんず🎄