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おはようございます!

我が家のニャンズ、タイガ、オレオ、ココアとの賑やかな毎日を過ごしているmakoto@kushiroです。

これまで、猫の愛情表現や好かれる人の特徴についてお話してきましたが、今回はその逆のテーマ、**「猫が嫌いな人・苦手な人にだけ見せる仕草」**について掘り下げてみたいと思います。

「あの人には懐くのに、なぜか私にはそっけない…」 「うちの子、もしかして私のこと嫌いなのかな?」

そう感じて、少し寂しい気持ちになったことはありませんか? 猫は非常に繊細で、自分の気持ちを正直に行動で示す生き物です。彼らが発する「ちょっと苦手だよ」「今はそっとしておいて」というサインを理解することは、猫との信頼関係を築く上で非常に重要です。

今回は、猫が見せる「嫌い」「苦手」のサインと、その背景にある猫の心理、そして苦手意識を克服するための接し方のヒントについて、詳しく解説していきます。

 

1.猫が見せる「嫌い・苦手」のサイン

 

猫は、言葉の代わりに体全体を使って感情を表現します。以下のような仕草が見られたら、それは猫からの「黄信号」かもしれません。

A. 露骨な回避行動

  • すぐに逃げる・隠れる:

    • 特定の人が近づいてきたり、部屋に入ってきたりしただけで、サッと逃げてソファの下や他の部屋に隠れてしまう。これは最も分かりやすい拒絶のサインです。「あなたがいると安心できない」と感じています。

  • 目を合わせない・そらす:

    • 目が合っても、すぐにプイッとそらしてしまう。猫の世界で目をじっと見つめるのは威嚇の意味があるため、目をそらすのは敵意がないサインでもありますが、同時に「あなたに関わりたくない」という意思表示の場合もあります。

B. 体で示す不快感と緊張

  • しっぽをパタンパタンと強く振る:

    • しっぽを大きく、床に叩きつけるように振るのは、イライラや不快感のサインです。「しつこいな」「やめてほしい」という気持ちが高まっています。

  • 耳が横や後ろに倒れる(イカ耳):

    • 耳がペタンと横や後ろに倒れている状態は、恐怖、警戒、怒りなど、強いストレスを感じているサインです。

  • 体を低くしてこわばらせる:

    • いつでも逃げられるように、体を縮こませて緊張している状態です。リラックスしている時とは明らかに違う、硬い体の動きが見られます。

C. 声で伝える威嚇と警告

  • 「ウーッ…」と低い声で唸る:

    • 明らかな警告音です。「これ以上近づかないで」という強いメッセージが込められています。この時に無理に近づくと、攻撃される可能性があります。

  • 「シャーッ!」「フーッ!」と威嚇する:

    • 唸り声よりもさらに強い拒絶と威嚇のサインです。猫が最大限に警戒し、恐怖や怒りを感じている状態です。

D. その他の行動

  • 体を触らせない・すぐに離れる:

    • 撫でようとすると体をかわしたり、撫で始めてもすぐにどこかへ行ってしまったりする。これは、その人からの接触を快く思っていないサインです。

  • しつこく自分の体を毛づくろいする:

    • ストレスや緊張を和らげるための「転位行動」として、自分の体を舐め続けることがあります。苦手な人と同じ空間にいるストレスを、毛づくろいで紛らわせているのかもしれません。

 

2.なぜ「嫌いな人」ができてしまうのか?

 

猫が特定の人を苦手になるのには、以下のような理由が考えられます。

  • 過去の嫌な経験:

    • 過去に大きな音を立てられた、無理やり抱っこされた、追いかけられたなど、その人に対して嫌な記憶が結びついている。

  • 声や動きが苦手:

    • 声が大きい人、動きが素早い人、香水の匂いが強い人など、猫が本能的に苦手とする特徴を持っている。

  • 接し方が猫の好みではない:

    • 猫のペースを無視して、しつこく構おうとする。

 

3.苦手意識を克服するためのヒント

 

もし愛猫に避けられていると感じたら、以下のことを試してみてください。信頼を取り戻すには時間がかかりますが、焦りは禁物です。

  • 無視を徹底する(猫の存在を意識しないフリ):

    • 猫にとって、自分に無関心な人は無害な存在です。あえて無視することで、猫の方から「この人は安全かな?」と興味を持ってくれることがあります。

  • 猫から近づいてくるのを待つ:

    • 猫が自分から匂いを嗅ぎに来るまで、じっと待ちましょう。

  • おやつやご飯をあげる人になる:

    • 「この人といると良いことがある」と学習してもらうために、おやつやご飯を通じてポジティブな関係を築きましょう。

  • 猫が好む静かで穏やかな接し方を心がける:

    • 高い声で優しく話しかけ、ゆっくりと行動することを意識しましょう。

 

まとめ

 

タイガ、オレオ、ココアも、それぞれに個性があり、人に対する好みも少しずつ違います。猫が見せる「苦手」のサインは、彼らなりの自己防衛であり、私たちに「こうしてほしい」と伝えてくれている大切なメッセージです。

そのサインを正しく理解し、猫の気持ちを尊重してあげることで、たとえ最初は距離があっても、いつかきっと心を開いてくれる日が来るはずです。

この記事が、皆さんと愛猫のより良い関係作りのための一助となれば幸いです。





〇ックでアルバイトするタイガとココア、ハンバーガーを食べるオレオ🍔

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