のんびり列車の旅をするのもいいですよねぇ~ニコニコ


ローカル列車の旅満喫・キハ54形25周年号【名寄】


臨時列車「キハ54形気動車登場25周年号」が22、23の両日、JR宗谷本線の旭川~稚内間を運行し、名寄にも停車。同列車によるツアーも繰り広げられ、沿線の無人駅を訪れながらローカル列車の旅を楽しんだ。

「キハ54形」は、国鉄末期の昭和61年に完成したディーゼル気動車。29両が製造され、そのうち3両は急行仕様。旭川~稚内間の急行列車「礼文」で運用されたが、平成12年3月の宗谷本線特急列車導入に伴い廃止。現在は主に普通列車で使用されており、宗谷本線をはじめ石北本線、釧網本線、根室本線(釧路~根室間のみ)、留萌本線で運行されている。

この臨時列車は、同形気動車の登場25周年を記念。それと合わせて宗谷本線沿線の懐かしい木造駅舎、かつて貨物列車に連結されていた車掌車を改造した「貨車駅」、無人駅を巡るツアー「宗谷路貨車駅・珍駅巡りの旅」(JR北海道旭川支社企画)のために運転された。

ツアーには、道内をはじめ遠方は福岡県から60人が参加。名寄には下り(稚内方面)が22日午前10時37分、上り(旭川方面)が23日午後3時02分停車。特製のヘッドマークと行き先表示板(サボ)を掲げた急行「礼文」仕様の2両編成列車が到着。

参加者たちは早速、ホームに降り立ったが、1番線に稚内発名寄行き普通列車、2番線に今回の臨時列車、3番線に名寄発旭川行き普通列車が停留。すべて「キハ54形」ということもあり、写真撮影を楽しんでいる様子だった。

名寄を出発後、日進、北星、智恵文(以上名寄市内)、南美深、紋穂内、豊清水(以上美深町内)など26の無人駅を訪れ、ローカルムードあふれた鉄道旅行を満喫。硬券の記念乗車証、貨車駅来駅証もプレゼントされ、旅の思い出としていた。(名寄新聞より)


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