是非一度食べてみてねぇ~![]()
レトルト「鹿カレー」登場【陸別】
陸別町振興公社(金子信行社長)は、町産のエゾシカ肉を100%使用したレトルトの「りくべつ鹿カレー」を開発し、運営する町観光物産館などで販売を始めた。狩猟捕獲されたシカの有効活用にもなり、金子社長は「シカを食べて減らす取り組み。一度ご賞味を」とPRしている。
同公社はこれまで、町内のハンター・解体の「北日本ドゥリームハント」(小田栄一代表)が捕獲したエゾシカ肉を使い、ジャーキーやソーセージ、サラミを開発してきた。
今回のカレーは、ドゥリームハントが冬の狩猟期に獲ったシカのモモ肉を使い、新エヌケイフーズ(オホーツク管内遠軽町)が製造した。1パックに肉50グラムほどを使用し、シカ肉の風味が感じられるよう大きめにカットした。臭みは抑え、味も中辛に統一し、子供から高齢者まで楽しめる味になった。
当初1200パックを製造。道の駅オーロラタウン93りくべつ内の同物産館とりくべつ宇宙地球科学館・銀河の森天文台で8月中旬から販売を開始した。同物産館では1パック200グラム入り525円。9月3、4日に帯広市で開かれる管内食材の販売会「十勝マルシェ」でもPRする予定だ。
金子社長は「シカ肉の有効活用は食べること。一度食べてもらえばおいしさが分かる」と話している。同商品の問い合わせは同公社(0156・27・2012)へ。
町産業振興課によると、町内で昨年度に狩猟や有害鳥獣駆除で捕獲されたエゾシカは1210頭で、1993年からの推移では4番目の多さ。昨年度の農業被害額は5437万円となり、ここ数年は5000万円前後に上るとみられている。(十勝毎日新聞より)




