これで豊漁間違いなしですね![]()
豊漁祈ってまつり 函館
函館市南茅部地区のコンブ漁の豊漁を祈願する第26回函館南かやべひろめ舟祭りが11日、地区の臼尻漁港で開かれた。
ひろめはコンブを意味する。木製の和船による舟こぎ競争では、漁業者や市民らが6人一組で激しいレースを展開。ちょうちんや大漁旗で飾った漁船による勇壮なパレードも行われた。
同地区では7月からコンブ漁が本格化し、毎日、早朝から家族総出の作業が始まる。南かやべ漁協職員は「東日本大震災の津波の影響も心配なさそう。準備万端です」。 (北海道新聞より)
ヒロメ舟祭りにぎわう
古里をはぐくむ海への感謝と、豊漁を願う「第26回南かやべひろめ舟祭り」(実行委主催)が11日、函館市臼尻町の臼尻漁港で開かれた。舟こぎ競争や郷土芸能発表、漁船パレード、漁協女性部の鍋料理やコンブ販売もあり、大勢の来場者でにぎわった。
名物の舟こぎ競争は、木製の磯舟に6人1組で乗り込み、かじ取り、こぎ手、拍子役を分担して、400—600メートルのレースに42チームが臨んだ。初心者と女性部門では、こぎ具合の均衡が取れず、斜めに進んだり、舟がぶつかる場面もあり、会場の笑いを誘った。一方、地元漁師は櫓(ろ)を上手に合わせ、「さすが本職だ」と大歓声を浴びた。
浜の母さんの料理や中学生の吹奏楽、大漁旗の漁船パレード、歌謡ショーなどで盛り上がった。
臼尻小3年の熊谷萌色(めい)さん(8)と妹の楓ちゃん(4)は「舟をこぐお父さんの姿がいつも以上にかっこよかった」とにっこり。北大水産学部4年の大島由貴さん(21)は女装で磯舟に乗り「南茅部の皆さんにお世話になっているので、何とか喜んでもらおうと自腹でこの服を買ってきた。レースは入賞を逃したが、最高の思い出になった」と満足の様子だった。(函館新聞より)
