十勝のお店のスイートポテトは本当においしいですよね![]()
ご当地パン祭り、気になります![]()
十勝のサツマイモでスイートポテト商品化【帯広・音更】
満寿屋商店(帯広市、杉山雅則社長)は、音更町万年の丹保農園が栽培した、十勝では珍しいサツマイモを使ったスイートポテトを商品化した。10日午前9時から音更店(同町木野大通西17スーパーOK内)で開く「ご当地パン祭り」に合わせて発売する。
音更産スイートポテトの開発は、同農園の丹保節男さん(48)、敦子さん(48)夫妻の熱意がきっかけだった。約30ヘクタールの農地で小麦、ビート、豆類を栽培する十勝の典型的な専業農家だった丹保さんが、サツマイモの栽培を始めたのは8年前。元北海道農業試験場ばれいしょ育種研究室長で日本いも類研究会顧問の梅村芳樹さん(恵庭市在住)の指導を受け、冷涼地における育て方を確立してきた。
昨年は10アールの土地で、徳島県の農家から送ってもらった「鳴門金時」の苗を植え付け、約3・5トンを収穫。農薬を使用せず、有機質の肥料で手をかけて育てた。
「せっかく音更で作っているのだから、地元の人に食べてほしい」(敦子さん)と杉山社長に話を持ち掛け、音更店で商品化。同社でサイコロ状に冷凍加工して保存し、小野智朗店長がサツマイモ、あすなろファーミング(清水)の生クリームと牛乳、砂糖を原料に、直径6センチのカップケーキ風に焼き上げた。出来上がった製品に、丹保さん夫妻は「目に見える場所で商品化されることは一元集荷と違って苦労も多いが、喜びがある」とし、同店も「生産者の思いがこもった焼きたてを提供したい」と張り切っている。1個120円。音更店限定で継続販売する。パン祭りでは、十勝川モール温泉でゆで上げたベーグルサンドも登場する。問い合わせは同店(0155・30・4659)へ。(十勝毎日新聞より)




