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幸福の木、5年ぶり開花 江別
【江別】市内見晴台11の自営業、山田薫さん(53)宅で、「幸福の木」と呼ばれる観葉植物ドラセナが約5年ぶりに花を咲かせた。22年間育てて4度目の開花。熱帯原産のドラセナを寒冷地でうまく開花させるのは難しく、市花き栽培技術指導センターは「水分や肥料管理がしっかりしているのでは」としている。
山田さんによると、7日夜に最初の花が開いた。花は計17個で、白い花弁で甘い香りがする。朝方にいったん閉じ、再び夜に開く繰り返しで、これまでの経験では、あと2~3日は開花が続きそうだという。
山田さんは1989年、自宅の新築祝いとして知人から高さ30センチほどの幼木を贈られ、大切に育ててきた。98年に初めて花をつけ、2002年と06年にも開花。06年の開花後に茎が天井まで伸びたため枝切りし、現在は高さ1・5メートルほどだ。
ドラセナはアフリカ熱帯地方に広く分布。温度や湿度などの条件が整わないと咲かないため、開花すると「幸せが訪れる」といわれる。山田さんは4月の統一地方選に向けて応援している人がいるといい、「(当選の)大輪の花が咲きそうだ」と話している。(北海道新聞より)




