身体に良さそうなジュースですね![]()
アルコール分がないのでお子さんにもいいですよね![]()
コメジュース 乳酸菌も中に 浦臼
【浦臼】町内の農産物加工会社「にんじん家族」(伊藤勝典代表)が道立食品加工研究センター(江別)などと協力して全国でも珍しい乳酸菌入りコメジュース「おこめネクタル」を開発、販売を始めた。「小さな町を特長ある商品で盛り上げたい」と期待を込める。
ジュースは町内産の「きらら397」や「ふっくりんこ」で作った米こうじが主原料。水と一定の温度を加えて糖化させ、甘いかゆ状にし、同センターが開発した植物性乳酸菌を加えて発酵させた。製造過程で加熱して酵母の働きを止めるため、アルコール分は発生しない。乳白色でとろみがあり、濃厚な甘みと酸味が特長だ。
町内で焼き肉店を営む伊藤さんは「地元の農産物を消費するきっかけに」と2年前から開発に着手。昨年12月には仲間2人と合同会社を設立した。先月になって「乳酸菌を加えたら味がさっぱりして飲みやすくなった。やっと納得できる商品ができた」という。
同センターの中川良二発酵食品科長は「ビタミンや必須アミノ酸が豊富で“飲むご飯”といえるジュース。植物性乳酸菌は免疫機能を強化する働きもあるとされる」と評価する。コメが原料の飲み物はほかにもあるが、乳酸菌入りのものは全国でも珍しいという。
100ミリリットル入り300円。町内鶴沼の道の駅で販売している。問い合わせは同社の今田さん(電)090・8632・8934。(北海道新聞より)




