神道には教義も経典もない。では何を伝えているのか。
他の宗教とは異なり、
神道には「教義も経典も無い」という話は
なんとなく聞いたことがあると思います。
では何を大切にしているかというと、
それは人がつくったものではありません。
人なんて大宇宙や地球からすると
生き物の一つにすぎません。
大宇宙を前に
人がつくったものなどたいしたことないのです。
神道が大切にしていることは
もっともっと本源的なこと
いのちの本源…「大本のいのち」を大切にしているのです。
それを神道では一言
「天地(あめつち)」と表現しています。
古事記の一番最初に出てくる「天地(あめつち)」です。
清らかないのちの本源を、
自らおろそかにしてはいけない…
「天地(あめつち)」から離れてはいけないのです。
明治時代の外交文書に書かれる「天地」