芳根京子さんが主演するドラマそれってパクリじゃないですか。第6話は官能試験の話が出て来ましたが食品の世界はある意味味が全て。ただ、それでの特許申請と言うのは知りませんでした。




自分の場合、大学を卒業して最初に配属されたのが食品工場の品質管理部門。その工場では様々な食品が作られていましたが、製品の場合、そのものの色や外観を検査するとともに官能検査が行われます。第5話で特許庁に新製品の甘酒を持ち込み、審査官がそれを実際に試飲する場面も第6話に繋がっていた気がします。


ちなみに人間の味覚は非常に繊細なものだと思いますが、第6話の官能試験会場の話にもそれが表現されていました。味覚は個人の体調によっても変わりますが、視覚、嗅覚はもちろん、五感全てが影響する気がします。





自分が一番すごいと思うのは人の塩分の感じ方です。よく関西の人が関東のそばつゆはしょっぱいと言いますが、それは見た目だけ。関西の透明なうどんつゆも関東のそばつゆも塩分は1パーセントなんですね。人間の下はそれ未満だとあまり塩分を感じず、1パーセントを超えると逆にしょっぱい感じになります。但し、身体にアルコールが入っていると塩分の感じ方が鈍るのでお酒の肴は少し塩分が強くなり、お酒は料理人にはNGな気がします。





毎回いろいろと勉強出来る日テレ水曜ドラマ、それってパクリじゃないですか。今週は第7話。楽しみです。応援しています!