芳根京子さんが主人公メイベルを演じるディズニーピクサー映画私がビーバーになる時。メイベルの風貌については最初から思うことがありましたが、よく考えると自分が同じ年の頃とほぼ同じスタイルです。



劇中で子供の頃から現代に画面が変わる際にドラムで始まる曲は、米国のビキニキルという女性パンクバンドが演奏するrebel girlと言う曲ですが、歌詞の中に彼女はここいら界隈の女王、と言う言葉が出て来ます。そう考えるとこの曲はメイベルのテーマ曲に相応しいですね。



物語はメイベルとおばあちゃん、サム博士など主要な登場人物は女性ですが、ビキニキルというバンドはジャンヌダルクの様に社会の先頭に立っていたようです。





パンクバンドは自分が高校生の時に英国でセックス・ピストルズと言うバンドが現れ、そこから音楽のジャンルが出来た気がしますが、メイベルの服装はパンクそのものな気がします。自分もそうでしたが、Tシャツに膝の抜けたジーンズがメインで基本的に洗濯しすぎてTシャツの襟の部分が擦れてしまうんですね。またメイベルはアクセントで左右違う色の靴下を履いていますが、ぬいぐるみでもそれが再現されていたりします。楽しいですね。





パンクの曲は歌詞などでも社会問題を取り上げるものが多い気がしますが、今回私がビーバーになる時を観て世界を大局的に眺める自然主義なのではないかという気がしてきました。奥が深いですね



動物の社会、人間社会を通じて世界を考える映画私がビーバーになる時。

3月13日、公開初日の午前中の回は100人くらいの箱に10人くらいの観客でしたが今日は満員でした。すごい映画です。


応援しています!







芳根京子さんが主人公メイベルを演じるディズニーピクサー映画私がビーバーになる時。映画は日系の大学生メイベルさんが違法に開発を行う市長と闘う物語ですが、映画を初めて観た時から物語の中にいろいろな映画が織り込まれている様に感じました。





監督のマイケルさんはジブリ映画から影響を受けていると語っていますが、主人公メイベルの正義感は風の谷のナウシカ、自然描写や動物達はもののけ姫を思い出します。また、自然が一旦荒廃して再生するのもジブリ作品に通じるものがあります。



また、物語の後半のメイベル達が鳥に囲まれているのはヒッチコック作品の鳥を思い出しますね。そしてその後のカーチェイスやサメが登場する場面はスピルバーグ映画の様なスリル感、斜面を転がるサメに追われる場面もインディジョーンズを思い出します。




ちなみにスピルバーグ監督が日本の黒沢明監督の作品に大きな影響を受けているのは有名な話ですが、私がビーバーになる時の原点は意外に黒沢明さんの作品なのかもしれません。


また、黒沢明監督と言えば京子さんが出演した映画峠、ヒロインを演じた映画雪の花の小泉監督が一緒に映画を制作していたのも有名ですが、今回主人公メイベルを演じているのも何かの縁なのかもしれません。





これから始まるゴールデンウィーク。私がビーバーになる時を観ながら、過去のディズニー映画、ジブリ映画、ヒッチコック作品、スピルバーグ作品、そして黒沢作品を振り返るのも楽しいかもしれませんね。



ディズニーピクサー映画私がビーバーになる時。すごい映画ですね。


応援しています!





芳根京子さんが主人公メイベルを演じるディズニーピクサー映画私がビーバーになる時。公開から1月が過ぎ国内興行収入も21億円を超えました。




映画は主人公を通じて米国の日系人の生活を知ることが出来るものですが、メイベルとおばあちゃんの生活を観ていると、彼女が日本の文化をおばあちゃんから教えてもらった事がよくわかります。


回想では2人で瓶の中に入れた蜘蛛を庭に放してあげる場面があったり、食事のおかずににんじんとごぼう、大根の煮付け、茄子などがあったりします。


お転婆なメイベルがおばあちゃんにいろいろと教えてもらい、自然の中で動物と過ごす生活を学び学生になったのだと思いますが、想像するに彼女が大学で学んだのは環境科学ではないでしょうか。




自分が米国の大学院で学んだのは環境科学でしたが、メイベルみたいな人は確かに多かった気がします。基本的に真面目で理論派なんですね。


メイベルは活動的ですが、その一方で何か資料を授業中の教壇に持ち込んで計算するようなこともしています。それは環境に関するアセスメント作業なんだと思いますが、まさに研究肌、やがて研究者になることを予想させます。研究者メイベル。楽しみですね。


ちなみに映画の中で動物の言葉がわかるようになったビーバーのメイベルに最初に話しかけるのはトンボですが、自然界にハチがいないと果樹は受粉しないなど、虫と植物は自然界である意味一番重要な部分を担っています。

またその虫を魚や両生類や爬虫類が食べ、それを鳥類が食べて、その鳥類を肉食獣が食べる。そしてそれらは最終的に虫に食べられたりするんですね。


そういった自然のサイクルを体感して育ったメイベルだからこそ超えてはならない一線を守るために奮闘したんですね。





自然と共に暮らすメイベルと動物達の世界を描く物語、私がビーバーになる時。


何回観ても良い映画ですね。


応援しています!