芳根京子さんが主演する連続テレビ小説べっぴんさん。先日スピンオフドラマの先陣を切って滝裕可里さん演じる悦子さんと夙川アトムさん演じる小山小太郎さんの結婚を描く恋する百貨店が放送されました。

1時間弱のドラマでしたが映画の様な素晴らしいドラマでした。

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悦子さんは女学校時代から登場し、キアリスの発展に欠かすことの出来ない重要な役割を果たしました。しかし、小山さんの話が出て来てからは若干出番が減り、さくらさん達新入社員にお辞儀の講習をする話などがあったくらいでした。なのでスピンオフドラマの話を聞いたときからすごく楽しみでした。

悦子さんの生い立ちについてはあまりドラマの中では扱われませんでしたが、今回のドラマで一部明らかにされました。

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女学校時代を終え、お見合いで最初の結婚をしたのが18歳、その後娘さんを授かりますが海軍将校の夫は戦死、肩身の壊れた腕時計が遺品として出て来ましたが察するに船上または基地で戦死されたのではないかと思われます。紀夫さんの生を表していた懐中時計と比べると悲しさの伝わる小道具でした。

またその腕時計を灰の中から取り出した小太郎さん。彼が悦子さんの夫の遺影を観るときの表情から彼もまた戦争から戻って来た一員であることがわかりました。きっと海軍なんだと思います。

海軍将校は日米が開戦するまでは各国に寄港し外交まで担っていたエリート。そんな夫と死に別れ新たにキアリスの面倒をみてくれた小太郎さんと再婚した悦子さん。

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短いドラマでしたが悦子さんがキアリスの発展にどれほど貢献したかがわかる物語でした。

激動の昭和を駆け抜けた主人公すみれさんと仲間達の活躍を描く連続テレビ小説べっぴんさん。

これからも全力で支えていきたいと思います