マカロニ、テキサス。共にドラマチックな後日談を持っていましたが。
テキサスの後輩、ボンも惜しまれつつ殉職。そして、「太陽にほえろ!」
10周年を記念した海外ロケで殉職したロッキーも、ボギーも後日談がある。
「13日の金曜日 ボン最期の日」では、ボンが職質した女性の妹を守り
凶弾に倒れるのだが・・・ボスに報告をする為工場外の電話ボックスまで
長い距離を被弾したまま歩き、電話をして力尽きる。
結局、姉のフィアンセは逃亡し、その仲間もボンを狙撃し逃亡する。
放送、翌週当然、次の新人刑事が来るのだが、このスニカー刑事。(五代潤)が、ボン(田口良)に、喧嘩の仲裁をされている上に、スニーカーを
譲り受けていた。 その、五代潤がボンの敵討に捜査を行う。
姉のフィアンセでボン殺害容疑者を追い詰めて、逮捕につなぐ。
太陽にほえろ!には、「愛よどこへ」「愛よさらば」に続く前後篇だったが
これ以降、多くみられるようになる訳で、
その後は、15分拡大スペシャル、2時間スペシャルと放送時間拡大した
作品も増えてくる。この時代のスタイルであれば、きっと山さんの殉職も
前後篇だった気がする。
そのロッキー刑事の殉職はご存知、カナダのロッキー山脈での殉職だ。
当時、ロケハンをしたのが別の季節だった事もあって山脈内の自然や
動物を守る為、体を張ってロッキーは殉職する予定で、現地を観たらしい
きっと、撮影している岩肌とかに、鹿や羊やらが背景に写りこむぐらいの
設定を、期待していたらしい。
実際は、撮影に入ったこの季節には殆ど動物たちがいない状況・・・。
当然最後のセリフは「リスや・・・動物たちは無事ですか」となってしまった
らしい・・・。(笑)
元々、ロッキー刑事はその前の週に休暇願をボスに出しカナダに旅立っていた。そこに、偶然。犯人が国外に逃亡しロッキー山脈登山を断念して
捜査に加わる事になる。そこで、殉職してしまう。
冷静に考えると・・・休暇だったのじゃないか?とも思う。
管理職として、合流していた長さん(野崎太郎)が、翌週
ロッキー刑事の事件解決に激走する。範囲はカナダのバンクーバーで
逮捕で来たのだが・・・。新宿、七曲署に戻り、長さんは辞職願をボスに
提出。・・・(厳密には辞職ではない。転勤である)
警察学校の講師にとなる事になる。その後、長さんは七曲署に復帰する。
ロッキー同様、ボギーに至っても3部作に構成されている。
最初は、愛用の自家用車の大破。
ボギー殉職。
完結編。
と言う流れになっている。
ちなみに、ロッキーは
山脈登山の決断
殉職
長さんの転勤。
になっている。
ボギーについては、10周年を記念したミレミアム刑事なわけで
マカロニ刑事を意識している。その殉職も同じように刃物による絶命と
なっている。祭りのごった返している中手足を押さえられ殺害される
しかし、後日談と言えば、すべての後日談を忘れてはいけない。
「殉職刑事よ安らかに」
これが、すべての後日談だろう。