新年明けましておめでとうございます✨

今年もどうぞよろしくお願いします。


2年くらい前からブログの公開を停止してましたが、また気が向いたので今後は基本、公開していこうと思いますのでよろしくお願いします。


2019年に自分が好きなスプーンについて書きましたが、2024/1現在、よく使うスプーンがだいぶ変わったので最新版にアップデートしたいと思います。

↓過去記事

◆自分にとってスプーンとは?

その日の魚のコンディションを正確に把握し、1日の釣りを組み立てるベースとなるルアーです。

サーチだけではなく、1日で可能な限り多くの魚をスプーンで釣る事に拘り、その日の釣りを組み立ててます。

また、最近意識してるのはスプーン、クランク、ボトムプラグ、トップウォーター等、ルアーのジャンルで独立して組み立てるのではなく、スプーンで得た情報を他の釣りに展開し、繋げる事。

そして逆にクランクで得た情報をスプーンに展開して繋げる事を意識してます。


これを意識するようになってから巻きの釣りが本当に楽しくなりました。そんな訳で自分が好んで使う主なスプーンを書いていきます。

◆ノアB2.6g

放流のベーススプーン。大規模ポンドで1番最初に投げるスプーンです。

放流で使うスプーンは今まで色々使ってきましたが、最終的にこのノアB2.6gに戻ってきました。

このスプーンの好きなところは以下3点です

①重すぎず、軽すぎないため、放流のベーススプーンとして使いやすい。巻き下げ、巻き上げ自由自在。

②ロッド角度の対応幅&スピード領域が広い

③フックセッティングのカスタム性能が高い


まず、自分にとって放流のベーススプーンに1番必要なのは対応幅の広さです。

魚のスピード、タナ、活性、回遊コースなど何も分からない状態で魚にアジャストさせる為には、スピード範囲が広くて、1枚で上から下まで探れるスプーンが最も効率が良いと考えます。

放流はただでさえ時間が無いので、1番最初に投げるスプーンで絶対に失敗できない為です。


また、波動も強いですが、極端に強すぎないのもポイントだと考えます。

自分が放流1stで1番意識してるのは一時の爆発力より次ローテーションへ繋げる事です。

放流された魚さんが全員が最初からテンションMAXはあり得ません。

そこでなるべく多くの放流魚のストライクゾーンに入れる事で、その日の魚の好みやタナをざっくり把握する事ができます。その為に『強すぎない』のも大事だと考えてます。


仮にノアB2.6gでは弱いと判断した場合は、その後にノアBOSS等のちょー強めのスプーンに変えても十分に間に合います。


最後にフックセッティングのカスタム性が高いのも良い所です。自分のベースはハニカムT#4ですが、手前のボトム付近を回遊するなど短い距離で食わせた方が良い時は#6も使います。


◆ノア1.8g

中規模ポンドで1番最初に投げるスプーンです。

このスプーンの好きなところは、

①強すぎず、弱すぎない

②スピード範囲が広く、ロッド角度の対応幅広い

③フックセッティングのカスタム性

ノアB2.6gの説明と結構被ってます。

ノアシリーズ共通して言えるのは対応幅が広い事だと思ってます。それはスピード域だけでなく、

・ロッド角度によって違った顔を見せてくれる

・ウォブンロールの中にスライドアクションが入って魚にスイッチを入れてくれる

・人間側からの誘いを入れやすい

・レンジキープがしやすい

など色々あります。


この1枚で色々できるので、場所によっては1日で1番投げてる時間が長いスプーンです。

フックは基本、ハニカムTシリーズしか使いませんが、たまにmk#も使います。純正は#4が付いてますが自分は#5をメイン、魚のスピードにより#6と使い分けてます。

↓#5


↓#6



◆ノア1.5g

ノア1.8gと0.3g違うだけで全くの別モノのスプーンです。1.8gよりスローに巻けて、短い距離で食わせられます。ここ数年難しい魚が増えてきた中、使用頻度が爆上がりしてます。


ノア1.8gよりただスローに巻けるだけではなく、シルエットはそのままで板厚が薄くなった分、

・イレギュラーが入る頻度が増える

・波動は弱くなるけど、振り幅は大きくなる など

動きが根本的に変わります。当然上めの方が使いやすいのですが、自分は上から下まで全レンジで使います。フックはハニカムT#6がメインですが、MK#7を使う時もあります。

最近の自分の傾向ですが、
放流でノアB2.6gがハマった時はノア1.8g
ノアB2.2gがハマった時はノア1.5gがハマる事が多いです。

◆ハントグランデ1.3g


グランデの事は過去記事で書いてますのでこちらをご参照ください。


ノア1.8g、バンナ1.7gで釣り切った後に入れるスプーンです。シルエットは小さいのに波動は結構強くてサーチもできます。

北関東では無いと死ぬくらいどこに行っても多様するハイスペックスプーンだと考えてます。


◆ジキルjr1.1g

ノアやバンナなど一通り探った後に、魚はいるけど強波動のスプーンでは口を使ってくれない時に投げるスプーンです。出しどころとしては『魚はいるけど』というのがとっても大事です。


ノアシリーズと違って波動が弱いスプーンなので、魚を呼ぶ力は弱いです。なので、このスプーンの出しどころは魚がいるタナをある程度把握した前提となります。

このスプーンの良さは

・飛距離

・立ち泳ぎした時のスライド

・レンジキープのしやすさ

・スピード域の広さ

です。


1.1gで軽めのウェイトなのに、ノア1.8gと同じくらいぶっ飛びます。ロール系スプーンは結構浮き上がりやすいのですが、このスプーンは結構レンジキープしやすくて、全レンジで使いやすい。


あと個人的にこのスプーンの最強は立ち泳ぎ。

全レンジ対応可能で、魚のいるレンジのちょい上を立ち泳ぎでスライドを入れる事により、魚にスイッチを入れて食い上げさせる事ができます。


フックはよりスローに巻いてスライドを入れて誘いたいのでMKシャープ#8 を使用する事が多いです。


◆バンナ1.7g


ノア1.8gと役割が似てますが、バンナにはフックをMKシャープ#7をメインで使用して、オートマチックに誘いを入れてくれて、短い距離で暴れて食わせるバンナ本来の動きを生かし、ノアとの差別化をしてるのが自分流です。

まとめると、

以下の状況下ではノアを使います。

・ハニカムフックを装備して規則正しい動きの中にさりげないイレギュラーを入れたい

・マニュアルでの誘いをメインで釣りたい

・サーチを高精度に行いたい

・水質がステイン〜マッディウォーターで視覚より波動を重視したい


逆に以下の状況下ではバンナを使います

・誘いはスプーンに任せて、自分は巻きに集中したい

・視覚で騙したい

・短い距離で暴れさせて魚にスイッチを入れたい


なので、自分がよく行く釣り場では必然的にこうなります。(あくまでもメインで使う為、使わない訳ではない)

・ならやま →ノアメイン

・大芦川F&C →バンナメイン

・hook  →バンナメイン

・東山湖 →ノアメイン

・裾野FP →バンナメイン


◆バンナ1.4g


こちらはノア1.5gとの使い分けの話になりますが、基本はノア1.8gとバンナ1.7gの関係性と基本は同じ。

バンナ1.4gの方がノア1.5gより合わせてるフックの影響もあり、振り幅が広く、更に短い距離で食わせる事ができます。


なのでスローな巻き下げはノア1.5gよりバンナ1.4gの方がやり易いです。

フックはMK#7がほとんどですが、究極的にスローな巻き下げをやる場合はMK#8 or トリプルS#7を入れる事もあります。


◆QM2.8g


遠距離爆撃用のQM2.8gです。
放流でも使う事が有りますが、放流から時間が経った魚も取ることができるトリッキーなスプーンです。
アクションは強ロールで立ち泳ぎでスライドが入ります。私の中のこのスプーンの立ち位置は強いジキルjr1.1gです。立ち泳ぎのスライドが強いのでナイロンラインを合わせてナイロンの浮力を使って巻きます。
ボトムから立ち泳ぎで巻き上げても良し。
沖の中〜表層を立ち泳ぎで漂わせても良し。

特に最近の魚はスライドアクション好きなので、以前より使用頻度が明らかに増えてきました。
フックは放流で使うならハニカム#4ですが、スライドを意識させる場合は#5か#6を使います。


◆ハント0.9g/0.7g




自分の中でマイクロスプーン=低アピール と言う常識を覆したスプーンです。

短い距離でアピールして視覚で騙して食わせるスプーンだと考えてます。

放流魚が残存魚の群れに混じってしまった際に、その群れの中かは高活性を引き抜く役割です。


立ち泳ぎ、並行引き、巻き下げなど何をしてもバランスを崩さず泳いでくれます。


使い所は近距離の中層〜表層

0.9gはカウント刻んだり、速く巻きたいとき

0.7gは表層〜ちょい下をゆっくり巻きたい時や巻き下げをやりたいとき。

フックは下記の4種類を使い分けてます。

・MKシャープ#8 or #9

・トリプルS#8

・ハニカム#10

・AG#10

以上です。

新しい道具がどんどん新登場してきてますが、

道具は使い込んでナンボ!だと思ってますので、今後も周りに流されず自分らしいスプーンの釣りを続けていきたいと思います!


おわり