スクールのこと、ブログのこと | ラトナの繋がる日記

ラトナの繋がる日記

日々のことを、書きたいときに、感じたままに。



今日はわたし的に超バンジーな気持ちで。


このブログ、わたしは基本的に、
何か感じることがあったりして書きたい!という気持ちが起こったときに、自分の頭の中を整理するつもりで書いています。


なので書いた後はとてもスッキリするし、
ありがたいことにそんな私的なブログを読んでくれて、感想をもらったりすることもあります。




でも、しばらく、
実は、
一番書きたいことを書けずに
いました。



少しずつ、は、書いてますが、
わたしが今、一番興味を持っていて、
情熱を持っていて、
力を注いでいきたいことは、
「教育」に関すること。


今年の春から、高鍋の野の花館をお借りして
4家族で、自由な学校づくりをしています。


公立ではない、フリースクールとして、
4歳〜18歳くらいに向けて、開いている学校です。


デモクラティック(サドベリー)スクールという
考え方を基にしています。



その特徴としては


☆カリキュラム&テストなし

こちらから授業を組んで、与える、教えることはしません。テストなどの評価もしません。
一切の強制はありません。
子どもたちは自分の中から興味が湧いてくる、それぞれのタイミングで、自分の知りたいことを追求する、自ら学んでいく力を持っています。
その力を信頼し、その子なりのタイミングを待ちます。
子どもたちから要求が上がったときのみ、大人は全力でその子をサポートします。



☆ミーティング

スクールのルールは、大人も子どもも、全員が同じ一票を持ち、みんなで話し合って決めます。
あらかじめ存在する規則ではありません。
ひとりひとりが心地よく過ごせるスクールであるために、共有できる場所であるために、意見を出し合います。
ルールはいつでも、話し合いによって変更が可能です。
多数決ではなく、みんなが納得するまで、話し合うことを大切にしています。
これが「デモクラティック(民主的)」と呼ばれる由縁です。

余談ですが、民主主義国家でありながら、国会に代表されるように、今現在、日本は民主主義を脱しているとわたし個人としては思っています。
というか、本当にデモクラティックな現場を、この日本でほとんど体験したことがありません。


自分が自由であるように、相手も同じ自由を持っている、ということ。
相手を尊重しながら、自分を尊重し、自分の意見を自分の言葉で主張できること、を目指します。
ほんとうの民主主義が、このミーティングにあるとわたしは思います。



☆年齢ミックス

年齢別によるクラス分けはありません。




こんな感じでやっています。



わたしは公立で、何の疑問もなく、育ってきたので、そして結構な厳しめの父母に育てられたのもあり、この考え方に出会ってからというもの、いろんな価値観が根底からひっくり返されました。
自分の中の常識や当たり前をひとつひとつ見つめ直す日々。
心の中はザワザワしまくり、慣習や惰性に引っ張られ、行きつ戻りつ、しながら、日々を過ごしています。


なので本当に書きたいのは、このザワザワな、行きつ戻りつの思いなのです。


でも今やネット社会。このブログ、親族や地元の友人もわりと読んでくれていて…
父母は読んでいませんが、ブログを読んだ人から伝わっていることも、多々ありまして。


そういう理由で、核心的なことは、ずっと書けずにいました。


こわいから。
いや本当に、こわすぎて。



もう、長くなりそうだから次のブログへ。