浄化タロット鑑定士
☯まかねふく じーのです☯
以前、齋藤孝さんの
『声に出して読みたい日本語』が
ブームになった時がありましたね
日本語の音やリズム、響きが心地よく
わたしも本を手に取り
音読して楽しんでおりました
その中で特に好きだったものが
道元の言葉です
『正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうすいもんき)』
懐奘(えじょう)編
「この心あながちに切なるもの、
とげずと云ふことなきなり。」
好きすぎて
この言葉を紙に書いて
目につくように
貼っていたりしました
齋藤孝さんは
この言葉を
「この心が強く切実なるものは、
かならず目的を遂げる。」と
口語要約してらっしゃいます
この言葉を思い浮かべると
身が引き締まる感じがします
一心不乱に努力し続けることが
成功へとつながる
雨垂れ石を穿つ、と
いったところでしょうか
以前はこの言葉に対し
やってやってやりまくれという
根性論みたいに思っていたところがあったのですが
自分の思い、観念、信念なども
ここに含まれるんだろうなと
今になって思う次第です
自分の思い込みが現実を創る
自分が「こう」と
強く切実に信じて信じているものが
現実化する
例えば
自分にかけている言葉が
雨垂れのように身に降り注ぎ
石に穴をあけるかのように
自分を変遷させていく
わたしはステキと
自分に声をかければ
ステキな自分に
わたしはみっともないと
自分に声をかけ続ければ
それ相応の自分に
もちろん現実創造には
行動が伴うことは必須ですが
強く切実に思っていることは
現象化という
目的を達成しやすいのかなと感じました
ちなみに福井県は道元禅師とゆかりが深く
永平寺は道元禅師が開いた座禅修行の道場です
福井県にいらっしゃる機会がありましたら
こちらも訪ねてみてください
傘松閣の天井絵など美しいですよ
出典
齋藤孝著『声に出して読みたい日本語』(草思社 2001)より
引用しました
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