関東の海は銚子沖で黒潮が陸地から離れるので、その南と北ではぜんぜん違います。
下の画像は8月9日の海水温の分布ですが、銚子沖を境に水温が全然違っています。
北側は親潮域なので水温が低く濁りがあります。
夏の一時期、温かい海水が入って青物なども釣れますが、それ以外は寒流系の魚が釣りの中心ですね。
下の写真は茨城県のひたちなか海浜公園そばの海です。
真夏でも海藻が多く海も濁り気味です。
一方、南側は暖流域なので、海水は比較的透明度があり、釣れる魚の種類も多いです。
ただ、東京や横浜が近いので人が多くて陸からの釣りではろくなものが釣れません。
下の写真は城ケ島の磯ですが、夏場は海藻がほとんど見られません。
主な釣りものはメジナ。
伊豆まで行くと、黒潮が直接、ぶつかっているので、海水は透き通っていて熱帯性の魚も多く見られます。
下の写真は沼津市・多比ですが、熱帯性の魚が多いです。
青色の鮮やかなスラスズメダイや黄色の黒のシマシマのオヤビッチャが見えます。