今般、タイへ行ったとき、安い SIM を端末（格安SIMフリー・スマホ）に挿してみました。
挿したのは、Amazon で売られている格安タイSIM (１週間使い放題のデータ通信専用 SIM、値段４２０円・税込み・送料込み) です。
タイのキャリアは大手 AIS です。
取り出して端末に挿した後なので、SIM 本体があった部分は空ですが、こんな感じです。
日本で SIM を挿すと、誤動作か何かで局が開通することがあるらしいので、タイの空港やホテルに着いてから作業を開始します。
所有しているスマホは、デュアル SIM 対応なので、電源OFF後に裏蓋をパカっと開けて、電池を取り出し(完全に電源OFFになる)、空いている SIM2 スロットに挿し、電池と裏蓋を元に戻して、電源ONします。
そして、SIM2 を有効化します。(デフォルトでは無効になっている。また、念のため、SIM1を無効にした。)
「おお～、SIM2のアンテナが立っている！」
今まで、SIM2 を使ったことがなかったので感動ものです。
と、そのとき、SMS がいくつか着信しました。
でも、タイ語で書かれているので、意味が分かりません。
タイ人に意味を教えてもらったところ、何かのプロモーションだとか。
(実はプロモーションだけでなく、ユーザIDとパスワードのSMSが含まれていた！！
タイ人が言うことは、鵜呑みにしてはいけない。文頭を読んだだけで適当に答えたのだろう。)
(別のタイ人にも聞いたが、わからないと言われた。タイ人は文字は読めても、文としての読解力がない者が多い。(特にバービア嬢とかマッサー嬢とか））
ブラウザを起動し、Google Map とかを開いてみますが、接続できません。(アンテナはしっかり立っています)
結局、その日はホテル近くのソイ７(パタヤ)で飲んで、そのまま寝てしまいました。
翌日、観光の後、ホテルに戻り、しばらくいろいろやって、やっとネット接続ができるようになりました。
(テストのときは、Wifi はオフにします。そうしないと、出先で使おうとしたら繋がらないとかで泣きです）
繋がらなかった原因ですが、２つありました。
１つ目ですが、この SIM は安いので、４Gはダメなようです。しかし、端末の初期設定が４Gになっていたので、３Gに変更する必要がありました。
２つ目ですが、ユーザ登録画面でユーザIDとパスワードを入力する必要がありました。SIM を入れて電源オンしたとき、すぐ送られてくるSMSに書いてあるユーザIDとパスワードを、ネット接続後に表示される登録画面で入力します。
これで、普通にブラウザやLINEが使えるようになりました。
忘れないうちに、Wifiを元に戻しておきます（ふつう、３GよりWifiのほうが高速）。
使用感ですが、３Gと言っても安い端末で画面が小さいため、YouTube も普通に使えるし、使い放題なので時間を気にせず使えました。
データ通信専用の SIM でしたが、LINE などを使えば、通話機能は要りませんね。
通話可能な SIM は高いし、相手がタイ人だと通話してもよく聞き取れないとか、こちらの言ってることも通じにくいので、安いデータ通信専用 SIM で十分でした。