(バンコク) 赤バス(ノンエアコンバス)の行方 | 過去の記憶タイ

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観光客のバンコクでの移動は高架鉄道(BTS)や地下鉄(MRT)が多いと思いますが、路線が少なくバスを使わないといけないところも多いです。

バンコクのバスにはノンエアコンバスとエアコンバスがあり路線も料金も違います。

ノンエアコンバスは赤または白あるいはピンクですが、どれもオンボロなのが多いです。

特に、赤バスは40年以上とか走っているんじゃないかと思えるぐらい古いです。

1990年代にバンコクに来た時も乗りましたが、すでにオンボロでした。

それ以来、新車の赤バスを見たことがないので、ずっとオンボロが走っているようです。


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運転席横に椅子のようなものが見えますが、この下にトランスミッションか何かが入っている?のかもしれません。
ここは一般席ではなく、車掌さんがよく座っています。

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また、運転手や車掌の持ち物を置いたりするのにも使われます。

下の写真でこの車掌席に円筒状のものが写っていますが、これは車掌が使う切符いれ兼小銭入れです。

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一方、エアコンバスは運転手横には何もありません。

運転席も近代的です。

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客席はこんな感じです。床は木製で、窓はいつも開けっ放しです。
昔はドアも開けっ放しで走っていました。

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運転も荒く、降りるときには停まってから降りるなんてことを考えてはいけません。降りる前にドアのそばへ行かなくてはいけません。

最初に降りる人になったときは、後ろからバイクが来ていないか確認しないと、バイクにぶつかります。

下手をすると、道の真ん中で停まることもあり、その場合は当然、車が猛スピードで走ってくることがあるので、命がけです。

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バンコクのバスですが、エアコンバスも含め路線の見直しが行われつつあるそうです。

複雑すぎる路線を整理し、路線番号を振りなおすそうです。

また、ワンマン化も進めるそうですが、そうなると車掌さんをどうするのか、まだちゃんと決まってないようです。

ワンマン化されると、さすがの赤バスも消えていくのかもしれませんね。