パタヤでよく見かけるこの赤字に金色の文字が書かれた店ですが、中国語で「金行」と言います。
バンコクの中華街ヤワラーにも巨大な金行が軒を連ねていますね。
また、英語では、Goldsmith と呼ばれます。
銀行とどう違うかというと、金行は単なるお店で、主に金(一般には宝飾品)の売買を行っています。
お客は華僑が多いはずですが、普通のタイ人もけっこう店内にいるのを見かけます。
昔の中国は、王朝が変わるたびに大混乱したり、異民族の侵入やら反乱などで政府が不安定だったため、通貨を信用せずに金で財産を貯めこむ習慣があったそうです。
その名残で今も財産の一部を金で持つ習慣があるとか。
日本も戦乱はありましたが、ずっと天皇制が続いているので、中国のようなちゃぶ台返しは起こらず、金行のようなものはできなかったんでしょうね。

なぜか中華系タイ人がそれほど多いと思えないソイ・ブアカーオにも金行があります。
この辺に多いファランはタイ在住の貧乏ファランが多いので、商売になるんでしょうかね。



サウスパタヤロードの金行ですが、バンコクの中華街みたいな雰囲気です。
