パタヤの公共交通機関と言えば、「ソンテウ」です。ソンは2、テウは列のことだそうで、ソンテウは2列ということになります。
これはピックアップトラックの荷台に向かい合った2列の座席があることからきているそうです。(下の写真)
パタヤのソンテウは紺色の車体にタイ文字で何やら書いてあり、ビーチロードやセカンドロードでは、ほとんど待たずに乗れます。
乗る場合は、手を斜め下に向けて停まるように手のひらを広げます。
停まったら、急いで乗り込みます(座るのを待ってくれません)。席が満席の場合もありますが、その場合は、ステップに立って乗ります。
料金は、基本10バーツで降りてから助手席の窓から運転手(助手がいれば助手)に払います。
2017年(今年)に20バーツに値上げするという噂がありましたが、まだ上がってないようです。
現在、原油価格が低いので当分、上がらないかもしれません。
ソンテウは英語では Baht Bus と呼ばれます。これは 10 Baht Bus からきているようです。

乗り合いソンテウの基本ルートは下の地図の赤色の線で、セカンドロードとビーチロードをぐるりと一周しています。
セカンドロードコースは、北パタヤのドルフィンロータリーのところが終点になっていて、ビーチロードへ行く場合はここで乗り換えます。
ビーチロードコースは、セカンドロードに入ったすぐのところが終点です。
ノースロード、セントラルロード、サウスロードを走る乗り合いソンテウもありますが、本数はあまり多くないです。
ソイ・ブアカーオを通るソンテウもあります。こちらは比較的本数が多いです。
ブアカーオ・マーケットが開催される火曜日と金曜日はマーケット前ですべて折り返しになるので注意が必要です。
なお、サードロードを走る乗りあうソンテウはないので、間違って乗ってしまうとチャーター料金を取られます。(誰も乗っていないソンテウはチャーター可能です)
下の地図の△マークはソンテウの始発位置です。

パタヤの北はナクルアと言いますが、ナクルアを走るソンテウもあります。
終点はナクルアの魚市場あたりです。(そこから先へは白いソンテウに乗り換える)
パタヤ中心部からナクルアへ行く場合、直通・乗り換えに関わらず20バーツかかります。
直通かどうかは、ビーチロード方向へ曲がらなければ直通、そうでなければ乗り換えということになります。
乗り換えは、交差点をナクルア方向へ渡って乗り換えれば間違いないです。

魚市場付近からはシラチャー行きのソンテウが出ています。(下の写真)
このソンテウは、シラチャーのソンテウなので色は白です。

パタヤの南側はジョムティエンと言いますが、ジョムティエン行きのソンテウは、サウスロードとセカンドロードの交差点のジョムティエン側で待機しています。(下の写真)
一番後ろのソンテウが最初に出発します。客が集まり満席(ステップに鈴なりになるくらい)になると出発します。料金はパタヤ市内と同じく10バーツです。

ルートはパタヤヒルを越えてジョムティエンビーチロードをひたすら南へ走ります。

終点は、ジョムティエンビーチロードが終わり、内陸へ曲がる少し手前です。
ただ、ここまで来るソンテウはそれほど多くないようです。
お客が下りてしまえば、適当な所で折り返してしまうためです。
内陸へ曲がる場所は、下のような感じになっています。
