タイの観光地では11月から2月までがオンまたはハイシーズン、それ以外がオフまたはローシーズンと呼ばれます。
と言うのは、11月から2月までは乾季で、中部、南部では昼間の気温は30度を超えるのが普通ですが、湿度が低めで雨も降らず過ごしやすいためです。日本で言えば、9月(今年は雨が多いので異なるが)の秋晴れの日のような感じです。
それに伴って、多くのホテルでは料金がオンシーズンでは高くなります。どのくらい高くなるかは、予約の状況や政治情勢(クーデターやテロの状況)、ホテルの人気度などで変わりますが、最低でも2割くらいは高くなります。
という訳でオフシーズンの10月とオンシーズンの12月でパタヤのバジェットホテル(つまり安いホテル)の料金を調べてみました。
ただし、12月後半はクリスマス休暇で欧米の観光客がどっと増えるので、12月初めの料金です。料金は予約状況により絶えず変化しているので、これは瞬時の料金だと思ってください。
調べた予約サイトは AGODA (タイのホテルに強い) です。
下の画像で上の段が10月初め、下の段が12月初めです。
パタヤ・セントラルロードにある Bella Express というバジェットホテルですが、意外にも12月のほうが安く出ました。ビーチから遠いので、シーズンはあまり関係ないのかな?
ソイ8入り口近くにある Eastiny Place Hotel というホテルですが、地図ではタイ語表記になってしまいました。料金はオンもオフも同一と出ました。
次ですが、Sawasdee Siam Hotel というソイ・ブアカーオの賑やかなエリアにあるホテルです。ここはずいぶん強気な設定ですね。オンシーズンでは倍以上の料金を設定しています。このホテル、評判もよくないし、これじゃ泊まる人はいないでしょうからそのうち下げてくるでしょうね。
意外にも、あまり上がってなかったり、むしろ安くなっているホテルもあったりして、千差万別です。
ただ、予約が入ってくると強気になり、上がってくるので、早めに予約したほうがいいでしょうね。
また、クリスマスから年末年始は非常に高くなるので注意が必要です。特に、レストランを持つ大き目なホテルでは、大みそかは「ガラディナー」というのがあって、ディナーが強制になりこれが非常に高いので、避けた方がよいです。