『なわすれぐさ』

作詞〜北原白秋(1885〜1942)



面きぬの にほひに洩(も)れて


その眸(ひとみ) すすり泣くとも


空いろに透きて 葉かげに


今日も咲く なわすれの花







◇「なわすれぐさ」

 忘れな草のことでしょうか?

(忘れな草のような人のことでしょうか?)



 忘れな草の 花言葉は

「私を忘れないで」「真実の愛」「誠の愛」



 小さくて 控えめで

 透けるような 空色の花。



 何か声をかけるべきか

 そっとしておくべきか

 迷う所てすが



 たとえ 声をかけられなくても。

 葉陰に隠れて 忘れられようとも。



 今日も なわすれぐさは

 ただただ 咲き続けるのでしょうね音譜照れ