『梅に鶯』


一、

日のよくあたる 庭前(さき)の

垣根の梅が 咲いてから

毎朝来ては 鶯が

かはいい声で ほうほけきょう 



二、

鳴くのを聞いて 縁側の

籠(かご)の中でも 鶯が

垣根の方を 眺めては

調子を合はせて ほうほけきょう





【尋常小学唱歌】





◇庭先の 垣根の梅の木に来た

 鶯さん☆も


 縁側の 籠の中てま飼われる

 鶯さん☆も



 春が 少しずつ少しずつ

 進むにつれて


 歌も 少しずつ少しずつ

 上手になって



 お互い 立場を越えて

 

 仲良くハモって 歌うのでしょうか照れ音譜