『おやすみ』

作詞〜三木露風(1889〜1964)



おやすみ おやすみ 雁(かり)がなく

親の雁か 子の雁か

青い月夜に なきわたる 


雁のお山は まっ白に

雪のあたまが とんがって

ひゅうる ひゅうる 風がふく


おやすみ おやすみ 鐘がなる

風の絶え間に 鐘がなる

聖寺(おてら)の屋根から 鐘がなる


枯れた葉っぱは かさこそと

サンタクロスは こっそりと

窓をたたいて おりまする


お部屋の中は 明るい灯(ひ)

毛糸の寝巻に くるまって

おやすみ おやすみ 鐘が鳴る







◇最近は 聖なる夜にドッカンドッカン

 打ち上げ花火が 鳴り響きますクリスマスツリー花火びっくりハッ


 こちらは優しく おやすみなさいの

 雁の声、風の音 そして鐘の音クリスマスベル



 サンタクロースはサンタ

 窓をたたいて 確認するのかな?


 まだ 起きてるみたいなら

 この家は後からにしようかな、って音譜照れ