『故郷(ふるさと)』
作詞〜高野辰之(1879〜1947)
一、
兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷
二、
如何(いか)にいます 父母
恙(つつが)無しや 友がき
雨に風に つけても
思いいずる 故郷
三、
こころざしを はたして
いつの日にか 歸らん
山はあおき 故郷
水は清き 故郷
◇この歌が私達の心に染みる理由の一つは
全ての言葉が日本の風土の中で生まれた
「大和言葉」であることです。と
『日本の大和言葉を美しく話す』の著者
高橋こうじさん☆は語っておられます。
「山」も「川」も大和言葉。
山(や+ま)の音が 川(か+わ)の音が
ご先祖様に音的にもしっくり来たから。
ご先祖様と同じものを感じながら
本日、改めて歌ってみませんか