『故郷(ふるさと)』

作詞〜高野辰之(1879〜1947)


一、

兎(うさぎ)追いし かの山

小鮒(こぶな)釣りし かの川

夢は今も めぐりて

忘れがたき 故郷



二、

如何(いか)にいます 父母

恙(つつが)無しや 友がき

雨に風に つけても

思いいずる 故郷



三、

こころざしを はたして

いつの日にか 歸らん

山はあおき 故郷

水は清き 故郷







この歌が私達の心に染みる理由の一つは

 全ての言葉が日本の風土の中で生まれた

 「大和言葉」であることです。と

『日本の大和言葉を美しく話す』の著者

 高橋こうじさん☆は語っておられます。


 「山」も「川」も大和言葉。

 山(や+ま)の音が 川(か+わ)の音が

 ご先祖様に音的にもしっくり来たから。

 


 ご先祖様と同じものを感じながら

 本日、改めて歌ってみませんか 音譜照れ