『ぶうらんこ』

作詞〜茅野雅子(1880〜1946)



ぶうらんこ ぶらんこ

ぶうらんこを 漕(こ)ごう

お舟よりも 軽く

鳥のように 高く

ぶうらんこ ぶらんこ



高くのぼれば 塀(へい)越しに

遠い山も 見える

近い街も 見える

見えたと思えば ゆうらりと

ゆり落とされる 面白さ



青い銀杏(いちょう)も 榛(はん)の木も

芥子(けし)もダリヤも 石竹(せきちく)も

みんな揃って 叩頭(おじぎ)する



ぶうらんこ ぶらんこ

ぶうらんこを 漕ごう



遠い山には 木が一本

街には小さい 馬車二台

人形のような 人なかを

犬が三匹 駆けている

ぶうらんこは 面白い







◇夏のプランコは 激熱🔥でしょうね音譜照れ