『八幡太郎』


一、

こまのひづめも におうまで

みちも せにちる やまざくらかな

しばしながめて ふくかぜを

なこそのせきと おもえども

かいなきなやと ほほえみて

ゆるくうたせし やさしさよ



ニ、

おちゆくてきを よびとめて

ころものたては ほころびにけり

てきはみかえり としをへし

いとのみだれの くるしさに

つけたることの めでたきに

めでてゆるしし やさしさよ





【尋常小学唱歌】





◇ 八幡太郎は源義家の通称。

 (石清水八幡宮で元服したことから。)

 前九年の役では

 父頼義を助け安倍氏を討つ。

 後三年の役では

 陸奥で清原氏一族の争いを鎮定。

 朝廷は私闘とし、賞を与えなかったが

 義家は家来に私財を恩賞として与えた。

 1106年 7月4日 没。

 


 情けは無用の戦乱の世に

 情に人一倍熱かった義家でしょうか音譜照れ